イラン最高指導者ハメネイ師、抗議行動の中止要求
[テヘラン 19日 ロイター] イランの最高指導者ハメネイ師は19日、先の大統領選挙でアハマディネジャド大統領が勝利したことをめぐり、不正行為が行われたとして改革派などが激しい抗議行動を続けていることに対し、街頭デモを中止するよう求めた。
ハメネイ師は、選挙で敗れた改革派の候補らに対し「選挙の結果は投票箱から出てくるもので、デモから生まれるものではない」と批判。「私は街頭での抗議行動を中止するよう求める。さもなくば、彼らが混乱の責任を負わなければならなくなる」と述べた。
ハメネイ師はさらに、大統領選挙は「一部の外国勢力」によって妨害されたと非難。「街頭デモが起きた後、一部の外国勢力が投票結果に疑義を唱え、イランの国内問題に介入し始めた。彼らはイランという国を知らない。私はそのような介入を強く非難する」と述べた。
そのうえで「人権や人々への規制に対する米国当局者の発言は受け入れることができない。なぜなら、彼らは人権について何のアイデアも持っていないからだ。われわれは人権に関する彼らからのアドバイスを必要としない」と批判した。
同氏の発言が伝えられるのは、選挙で不正が行われたとして抗議行動が起きて以来初めて。
また、「いまのイランには落ち着きが必要だ。(イランの)敵は、投票以前から選挙とその正当性を疑問視することでイスラム国家の合法性を標的にしている」とも述べた。
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