景気底打ちだが予断許さず、雇用悪化など懸念=経団連会長

2009年 06月 22日 18:50 JST
 

 [東京 22日 ロイター] 日本経団連の御手洗冨士夫会長(キヤノン(7751.T: 株価, ニュース, レポート)会長)は22日の定例会見で、国内景気の現状について「底は打ったとはいえ、全く予断を許さない状況だと思う」と指摘した。

 景気動向の影響が遅れて出てくる雇用情勢の悪化などが懸念材料だという。 

 政府は6月の月例経済報告で景気の基調判断を2カ月連続で上方修正し、「景気底打ち」を宣言。御手洗会長は「1―3月が底だったと思う」と同調する一方で、「設備投資は減少しているし、雇用や所得環境の悪化で個人消費と住宅投資も減少している。雇用、失業などはさらに悪化していく可能性が残っている。生産の増加が雇用に結びつくにはかなり時間がかかると思う」などと語り、景気が本格回復するかどうかについては慎重な見方を示した。

  一方、燃費性能の高い車の購入に対して税制優遇する「エコカー減税」や、省エネ家電の購入で商品券などと交換できるポイントを付与する「エコポイント」の効果について御手洗会長は「少し効き始めている。本格的な消費に結びつくことに期待する」と述べた。

 
 
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