「骨太方針2009」の了承を見送り=自民党総務会

2009年 06月 22日 18:55 JST
 

 [東京 22日 ロイター] 自民党は22日午後開いた臨時総務会で、政府の経済財政運営の指針となる「骨太方針2009」について協議したが、社会保障関係費をめぐる反発は収まらず、了承は再び見送られた。

 政府の「骨太09」とは別に、総務会として2200億円の社会保障費自然増の抑制はしないことを決議することで、了承を目指す。笹川堯総務会長が終了後の会見で明らかにした。

 「骨太の方針2009」は、2010年度予算編成に関する文言をめぐって、党内手続きが紛糾している。厚労族が社会保障関係費増の年2200億円抑制は限界だとして、来年度予算概算要求基準の方針となる「骨太09」の文言に注文をつけているため。

 きょうの総務会では、問題の「『基本方針2006』等を踏まえ歳出改革を継続しつつ」を、「『基本方針2006』等を踏まえ、ムダの排除など歳出改革を継続しつつ 安心安全を確保するために社会保障の必要な修復をする」に改め提示した。「社会保障の必要な修復をする」との文言を加え、自然増抑制への配慮を明記したが、2200億円抑制の撤回明記を求める厚労族との溝は埋まらず了承は見送られた。

 笹川総務会長は「骨太の文案は修正するつもりはない」としているが、社会保障関係費増の2200億円抑制は困難との方針は、与謝野馨財務相、保利耕輔政調会長などとも一致しており、総務会として、2200億円の抑制はしないことを正式な決議文とすることで打開を目指す方針を明らかにした。「明日にはすっきりすると思う」とも述べており、23日午前11時からの総務会での決着を目指す。

 
 

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