日産、2012年までに米国で電気自動車を量産=ゴーンCEO

2009年 06月 23日 18:07 JST
 

 [横浜 23日 ロイター] 日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)のゴーン最高経営責任者(CEO)は23日、米テネシー州のスマーナ工場で電気自動車の量産を2─3年以内に開始すると述べた。

 当初の年間生産台数は10万台以上になるとしている。

 日産は、電気自動車の販売を日米の両市場では2010年、その他の市場では2012年に開始し、走行時に排気ガスを出さない電気自動車の大量販売で他の自動車メーカーに先んじたい考え。

 ゴーンCEOは年次株主総会の後の記者会見で「費用対効果を考えると、大量販売を実現しなければならない」と述べ、動力源となる電池の生産を含め、米国での電気自動車の製造開始は2011年もしくは2012年になるとした。

 自動車メーカー各社は環境に優しい車の開発でそれぞれの戦略を打ち出しており、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)とホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)はガソリンと電気の両方を使うハイブリッド自動車、米ゼネラル・モーターズ(GM)GMGMQ.PKは家庭用電源で充電可能なプラグインハイブリッド自動車の開発に注力している。

 ゴーンCEOは「電気自動車に関しては、各自動車メーカーごとに戦略が異なる」と述べた。

 日産の米国での戦略について、ゴーンCEOは昨年12月に米政府に対し電気自動車と同自動車用の次世代電池の開発費用への融資を要請したことに言及し、融資を得られるかどうかは近日中に明らかになると述べた。報道によると、米政府は23日にも日産の融資申請の結果を発表するもよう。

 ゴーンCEOは走行時に排気ガスを出さない自動車が普及するためには、消費者に手が届く水準まで価格を下げる必要があり、価格を引き下げるためには政府の助成が不可欠との考えを強調。「少しずつだが、国や市などから関心が寄せられている」と述べた。

 
 
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