ECBの1年物オペ、旺盛な需要を予想=独連銀総裁
[ミュンヘン 23日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのウェーバー独連銀総裁は23日、ECBが初めて実施する期間1年の資金供給オペ(1年物長期リファイナンス・オペ)について、旺盛な需要が予想され短期的な流動性需要は緩和される見込み、との見解を示した。
総裁は講演原稿で「1年物オペに対し強い需要があるとを見込んでいる。とりわけ長めの期間のスプレッドは一段と低下するだろう」と述べた。
「長期リファイナンス・オペに対し高まっている需要に対応することで、短めのリファイナンス・オペへの需要は後退するだろう」と語った。
ロイターが今週、トレーダー25人に対し実施した調査によると、供給額は3000億ユーロと予想されている。
ECBはこれまでに主要政策金利を過去最低の1%へ引き下げたほか、600億ユーロのカバードボンド買い入れ計画を発表した。
ウェーバー総裁は「現時点で一段の措置は必要ない」と述べた。
さらに、物価安定を維持し将来の危機を回避するため、時宜を得た流動性の吸収が必要との見方を示した。同時に、早すぎれば経済への重しとなる可能性があると指摘。「適切な時期を見極めることが重要」とし、ユーロシステムは当面、すべての動向を注視していく、と語った。
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