ドル上昇、消費者信頼感指数の予想外の低下で=NY市場
[ニューヨーク 30日 ロイター] 30日のニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨に対して上昇。6月の米消費者信頼感指数が予想外に低下したことを受け、安全資産としてのドルが買い進まれた。
コンファレンス・ボード(CB)が発表した6月の消費者信頼感指数は49.3と、5月の54.8から低下した。エコノミスト予想は55.0だった。同指数の発表を受け、世界経済の早期回復期待が後退。株が売られる一方、ドルは一時の下げから堅調に転じた。
ロイターのデータによると、午後終盤の取引でユーロ/ドルは0.4%安の1.4024ドル。一時1.4152ドルをつけた。
第2・四半期にユーロ/ドルは5.9%上昇。四半期の上昇率としては2008年3月以降で最大となった。
ドル/円は0.24%高の96.36円。第2・四半期は2.7%下落。6月は1.2%上昇した。
ICEフューチャーズのドル指数は、0.5%高の80.202。
RBCキャピタル・マーケッツのシニア為替ストラテジスト、デビッド・ワット氏は、市場は「グリーンシューツ(若芽)」説に慣れてきていることから、ドル以外の通貨を買うためには、かなりの材料が必要になっているとの見方を示した。その上で「市場には引き続き緊迫感がある。第2・四半期が終わりこれから企業決算シーズンに向かっており、警戒感が高まっている」と語った。
アナリストは、第2・四半期と上半期の終了時期が重なってボラティリティが高まり、一日の値動きが激しくなっていると指摘した。一方、投資家がポートフォリオのバランス調整をしており、こうした期末の資金の流れはドルを支援しているとの見方を示した。
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