米加州知事、財政危機解決は映画のようにいかず
[サンフランシスコ 2日 ロイター] 米カリフォルニア州の財政危機問題の解決は、あと1年半の任期を残す元ハリウッドスターのシュワルツネッガー知事にとって、これまでで最も困難な役回りになるだろう。
全米最大の人口を抱え、流行の発信地になることが多い同州は、年間歳出総額の約25%に相当する263億ドルの歳入不足に陥り、財政が均衡しなければ今月、財政破たんすることになる。
映画の都ハリウッドとハイテク企業の拠点シリコンバレーがあるカリフォルニア州の財政悪化は深刻化し、州政府当局者は連邦政府に支援を要請し始めている。
州政府はまた、資金繰り悪化を受け、「IOU」(借用書)を発行する手段に訴えている。IOUは納入業者のほか、医療プログラムや高齢者への手当て支給などを監督する地元の機関などに将来の支払いを約束するものだ。
景気悪化を受け、米国内の州の大多数は財政赤字に直面しており、ほぼ半数近い州では、知事職と議会のコントロールは民主・共和両党で二分されている。
カリフォルニア州は経済規模では国家と比較しても世界8位に相当するものの、資金不足に見舞われ、財政危機の規模と州政府の複雑さでも際立っている。
全米州議会議員連盟のアナリスト、ティム・ストーリー氏は「どの州もユニークだが、カリフォルニア州は格別だ」と述べている。
共和党員のシュワルツネッガー氏は主演映画「ターミネーター」で有名。州財政の安定化を公約し知事に就任したものの、財政赤字を「ターミネート」(処理)できずにいる。 続く...












