次期ギリシャ政権、支援条件の確約を順守すべき=独財務相

2012年 05月 5日 04:51 JST
 
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[ケルン(ドイツ) 4日 ロイター] ショイブレ独財務相は4日、次期ギリシャ政権は、同国政府が欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)に対し履行を確約した支援条件を順守しなければならないと述べ、順守しない場合、同国は「その結果責任を負う」ことになると警告した。

6日に予定されているギリシャ総選挙では、国民に不人気な緊縮財政措置の実施を条件とする国際支援に反対する政党が得票数を伸ばすと予想されている。

同相は、キリスト教民主同盟(CDU)が主催するイベントで「ギリシャにおける将来の政権は、確約事項を守らなければならない。(総選挙で)過半数票を獲得した政党がこれまでの合意事項を順守しなければ、同国はその結果責任を負うことになる」と言明。「欧州連合(EU)への加盟は各国の任意によるものだ」と語った。

6日には、フランス大統領選の決選投票も予定されているが、財務相は、両国の選挙結果がドイツの政策に本質的な影響を及ぼすことはないとの認識を示した。

スペイン政府は改革を進める上で正しい方向に向かっているが、さらなる時間を要すると指摘。イタリアについても、同様の方向で取り組んでいるとの見方を確認した。


 
 
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5月4日、ショイブレ独財務相は、次期ギリシャ政権は、同国政府がEU・IMFに対し履行を確約した支援条件を順守しなければならないと発言。順守しない場合、同国は「その結果責任を負う」ことになると警告。写真は下院議会で。3月撮影(2012年 ロイター/Thomas Peter)

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