米アルコアの第4四半期は赤字、需要増加予測し時間外で株価上昇
[9日 ロイター] 米アルミ大手アルコア(AA.N: 株価, 企業情報, レポート)が9日発表した第4・四半期決算は、赤字となった。金属価格が値下がりするなか、生産縮小に伴い費用計上を余儀なくされたほか、市場の低迷継続も業績を圧迫した。
ただ、航空・建設業界などのアルミ需要について明るい見通しを示したことから、時間外取引の同社株は値上がりしている。
同社は今年の世界のアルミ需要が7%増加すると予想。生産減少を背景に今年は業界全体で60万トン前後が不足するとみられ、価格上昇につながる可能性がある。
航空業界のアルミ需要は世界全体で10─11%増、自動車業界社は3─8%増、商業輸送業界は2─5%増、包装業界が2─3%増、建設・建築業界では4─5%の増加が見込まれるという。
2020年までにアルミ需要が倍増するとの予測も据え置いた。
時間外取引の同社株は0.06ドル高の9.48ドルに上昇している。
モーニングスターのアナリスト、ブリジェット・フレアス氏は「赤字計上は重要ではない。売上高が予想を上回った。出荷は非常に底堅い。アルミの需要は実際にはかなり好調だ」と述べた。
第4・四半期の継続事業ベースの損益は1億9300万ドル(1株当たり0.18ドル)の赤字。前年同期は1億7200万ドル(同0.15ドル)の黒字だった。 続く...









