ユーロ/ドルが6週間半ぶり高値、ギリシャ協議を楽観視=NY市場
[ニューヨーク 27日 ロイター] 27日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで6週間半ぶり高値に上昇した。ギリシャの無秩序なデフォルト(債務不履行)が回避されるとの楽観的な見方が広がり、ショートカバーが進んだ。
ただ、第4・四半期の米国内総生産(GDP)統計で今年に入り成長が減速していることが示唆されたほか、フィッチ・レーティングスがユーロ圏5カ国の格付けを引き下げたことから、値動きの荒い展開となった。
ギリシャの債務減免協議をめぐり、ユーロ圏当局者らは合意が近いとの楽観的な見方を示し、ギリシャ政府高官も協議で進展が見られたと述べた。また、ギリシャのベニゼロス財務相は債務交換に関する最終案を2月15日までに提出する考えを明らかにした。
ノムラ・セキュリティーズの為替ストラテジスト、チャールズ・サンタルノー氏は「ユーロにとって重要なのは、欧州の資金調達状況に引き続き改善が見られるかどうかだ」と語った。
ユーロ/ドルは0.9%高の1.3224ドル。一時は12月13日以来の高値となる1.3228ドルまで買われた。
米商品先物取引委員会(CFTC)が発表したIMM通貨先物の取組(1月24日までの週)によると、ユーロの売り越しは5週連続で過去最高となった。
フィッチがイタリア、スペイン、スロベニア、ベルギー、キプロスのユーロ圏5カ国の格付けを引き下げたことが伝わった後には、一時下げ幅を削った。
米商務省がこの日発表した第4・四半期GDP速報値は2010年第2・四半期以来の強い伸びとなったが、大幅な在庫の拡充や設備投資の鈍化により、今年に入り成長が減速していることが示唆された。 続く...









