中国が資源輸出規制で敗訴、WTO上級委が違反判断

2012年 01月 31日 07:16 JST
 
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[ジュネーブ 30日 ロイター] 中国によるボーキサイトなど一部資源の輸出規制を協定違反とした世界貿易機関(WTO)紛争処理小委員会(パネル)の判断に対し中国が不服を申し立てていた問題で、WTO上級委員会は30日、小委員会の判断を支持する報告書を公表した。

中国によるボーキサイト、コークス、マグネシウム、マンガン、亜鉛などの輸出規制をめぐっては、米国や欧州連合(EU)、メキシコがWTO協定違反として訴えていた。

中国は輸出規制について、WTO協定の一部例外措置が適用されると主張していた。

中国商務省は「深い遺憾」を表明し、法律に従って行動してきたと主張したが、WTOの判断に従う意向を示した。

米通商代表部(USTR)のカーク代表は「きょうの報告書は米国、特に製造業界と労働者にとって大きな勝利だ」とする声明を発表し、「オバマ政権は今後も、米国の労働者と企業が公平な場で競争し、成功できるよう、中国やその他の国が規則に従うことを確実にして行く」と表明した。

デフフト欧州委員(通商担当)は、中国が当該資源だけでなく、別の紛争の対象となっているレアアースについても輸出規制を撤廃せざるを得なくなるとの見方を示し、「この最終判決は、EU産業のために必要な資源へのアクセスを確保する上で大きな成果だ」と述べた。

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1月30日、中国によるボーキサイトなど一部資源の輸出規制を協定違反とした世界貿易機関紛争処理小委員会の判断に対し同国が不服を申し立てていた問題で、WTO上級委員会は小委員会の判断を支持する報告書を公表した。上海で昨年9月撮影(2012年 ロイター/Carlos Barria)
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