中国、国境を越えた資金フローの監視強化へ=国家外為管理局

2012年 02月 27日 20:07 JST
 
check

[北京 27日 ロイター] 中国国家外為管理局は27日、ウェブサイト(www.safe.gov.cn)上に声明を掲載し、人民元は昨年下半期に大きく変動した後、今年は均衡水準に向かっていくとの見通しを示すとともに、発展途上にある外国為替市場で投機を抑制するため、国境を越えた資金フローへの監視を強める方針を明らかにした。

中国では昨年10─12月期にかつてない規模の資金が流出した。

中国人民銀行(中央銀行)は今月20日、人民銀行と商業銀行が1月に1409億元(223億7000万ドル)の外貨を購入し、資本フローが4カ月ぶりに流入超に転じたことを明らかにした。過去3カ月は流出超で、12月は1003億元の流出超だった。

国家外為管理局は「2011年下半期、特に第4・四半期以降、わが国の外国為替の状況は著しい変化に遭遇した。人民元は均衡水準に向かっていくだろう」と予想した上で、「国境を越えた資本フローの流れに大いに注意を払っていく」方針を示した。

また、資本の流出と同様、突然の資本の流入についてもさらに対策を講じる意向を表明した。

写真

フィッチ、日本をA+に格下げ

フィッチは日本の長期外貨および自国通貨建て発行体デフォルト格付けを、それぞれAプラスに引き下げた。見通しはネガティブ。
  記事の全文 | 関連記事 

2月27日、中国国家外為管理局は、発展途上にある外国為替市場で投機を抑制するため、国境を越えた資金フローへの監視を強める方針を明らかにした。安徽省で昨年2月撮影(2012年 ロイター)
写真
スカイツリーと一抹の不安

これといった特徴のない下町のローカルタウンだった東京の墨田区押上は東京スカイツリーの出現で、突如として全国区の知名度となり、多くの人が押し寄せている。  ブログ 

写真
魅力増す日本、アジア国債

欧州と中国における懸念の高まりは、アジアの債券の追い風に。インドネシア、日本、フィリピンの3カ国は無差別の売りに強く抵抗できるだけの資質を備えている。  記事の全文