米株市場は好地合い継続に疑問の声、欧州情勢に振れやすくなる見込み

2012年 07月 2日 12:20 JST
 
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[ニューヨーク 1日 ロイター] 欧州の首脳会議の結果を受け、米国株式市場は急反発して今年上半期最後の営業日となる6月29日を終えたが、この流れが継続するかについて疑問の声が上がっている。

プルーデンシャル・フィナンシャルのマーケット・ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は「これが長期的な流れになることができるのだろうか。首脳会議の合意内容から大きく後退するような動きやニュースが出てこなければ可能かもしれないが、ある程度の期間に限られるだろう」と指摘した。

ユーロ圏の救済策に対するこれまでの米金融市場の反応は、当初こそ好感するものの、応急措置にはならないとの見方から急速に弱含むことが常だった。

ただ、29日の反応は従来とは異なるものだった。米株式市場の主要3指標はユーロ圏合意のニュースを受けて、すぐに1.5─2%上昇。引けにかけて上げ足を速め、2─3%高で終了した。

これら3指標は第2・四半期ベースでは下落したものの、今年上半期でみると、ダウ工業株30種が5.4%高、S&P総合500種が8.3%高、ナスダック総合が12.7%高となり、いずれも堅調な伸びとなった。

ミラータバク・アンド・カンパニー(ニューヨーク)のエクイティ・ストラテジスト、Peter Boockvar氏は「次の疑問は、欧州安定メカニズム(ESM)/欧州金融安定ファシリティー(EFSF)が十分な資本を確保できるのかどうかだ。十分に確保できていないとみなされれば、レバレッジを効かせるために欧州中央銀行(ECB)が銀行免許を与えるかどうかが問われるが、これはまだ決定されていない」と述べた。

米株式市場は今週、4日に独立記念日の休場を挟み普段よりも商いが細るため、欧州のニュースに対して振れやすくなりそうだ。

市場の焦点は今週、ECBが利下げに踏み切るかに移る。   続く...

 
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