Reuters logo
東芝の4─6月期営業益は過去最高、テレビで追加構造改革
2014年7月31日 / 10:28 / 3年前

東芝の4─6月期営業益は過去最高、テレビで追加構造改革

 7月31日、東芝が発表した2014年4─6月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年比57.1%増の395億円と第1・四半期として過去最高となった。写真は2011年3月、都内で撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

[東京 31日 ロイター] - 東芝(6502.T)が31日発表した2014年4─6月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年比57.1%増の395億円と第1・四半期として過去最高となった。

市況が悪化したNAND型フラッシュメモリーなどの電子デバイス部門は減益となったが、引き続き高い利益水準を維持、利益の大半を稼ぎ出した。電力・社会インフラ部門の黒字拡大も貢献した。

電子デバイス部門の営業利益は前年比26.5%減の366億円だった。売価ダウンに加え、販売調整も行ったことから、減益となった。前田恵造代表執行役専務はメモリーについて「中華圏スマホの台頭や新モデル待ちの買え控えによって需給バランスが緩み単価が下落した」と説明。ただ7─9月期については「各スマホメーカーが新モデルの造り込みを開始していることに加え、データセンターやサーバー向けの需要がかなり伸長しており、売価はすでに安定、需給のタイト化が始まっている」と楽観的な見方を示した。

電力・社会インフラ部門の営業利益は前年比2.5倍の108億円となった。太陽光発電や鉄道向け機器、原子力発電システムが好調だった。

懸案のライフスタイル部門は、パソコンが黒字を達成。テレビは赤字は残ったものの、対前年比で赤字幅は大幅に縮小した。この結果、部門全体の営業赤字は前年同期の249億円から33億円まで縮小した。

通期の営業利益予想は同13.5%増の3300億円で据え置いた。トムソン・ロイターのスターマイン調査によるアナリスト24人の予測平均値は3609億円で、会社予想は市場予想よりも保守的な数字となっている。

<テレビで追加構造改革>

同社はテレビの黒字定着を目指すために、追加の構造改革を実施すると発表した。収益性の低い国・地域の販売拠点を統廃合し、現在の24拠点を2015年度上期までに半減させる。これにより海外の営業拠点を中心に300人強の人員削減を実施、2014年度末比で約100億円のコスト削減を図る。

*内容を追加して再送します。

志田義寧

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below