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東芝分社化の半導体事業、SKハイニックスが出資に名乗り
2017年2月7日 / 00:09 / 7ヶ月前

東芝分社化の半導体事業、SKハイニックスが出資に名乗り

 2月7日、東芝が分社化するメモリー事業への出資企業を選ぶ入札に、韓国の半導体大手SKハイニックスが名乗りを上げたことが分かった。1月撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

[ソウル 7日 ロイター] - 東芝(6502.T)が分社化するメモリー事業への出資企業を選ぶ入札に、韓国の半導体大手SKハイニックス(000660.KS)が名乗りを上げたことが分かった。事情に詳しい関係筋が7日、明らかにした。

それによると、SKハイニックスの出資規模などはまだ決まっていないという。同社の広報担当はコメントを拒否した。東芝は入札手続きの詳細についてはコメントできないとしている。

関係筋によれば、SKハイニックスは東芝への出資を通じてNAND型フラッシュメモリー分野での競争力強化を狙っている。

アナリストらは、SKハイニックスが同分野で高性能製品に関する東芝の技術的ノウハウを取得し、供給を増やすことが可能になるとみている。

東芝はNAND型フラッシュメモリーでは世界第2位。

東芝は1月、米原子力事業で見込む巨額の減損損失を補うため、メモリー事業を分社化し、株式の20%弱を売却すると発表した。2000億円超の売却益を得る計画で、複数の関係筋によると、プライベート・エクイティ(PE)企業や米ウエスタンデジタル(WDC.O)のほか、日本政策投資銀行も買い手候補に挙がっている。

今年の半導体メモリー市場は、スマートフォンや人工知能(AI)、自動運転車向けの需要急増を背景に需給ひっ迫が見込まれ、価格の上昇が続くと予想されている。

野村のアナリストは、世界の半導体メモリーの売上高が2017年に56.7%増加し、過去最高の1160億ドルに達すると予想している。

SKハイニックスが1月に発表した第4・四半期決算によると、売上高は前年比21%増の5兆4000億ウォンで過去最高だった。同社は現在、時価総額でサムスン電子(005930.KS)に続く、韓国第2位の企業。12月には韓国で2兆2000億ウォン(19億4000万ドル)を投資し、NAND型フラッシュメモリー工場を建設すると発表した。

半導体メモリー市場は、サムスン、SKハイニックス、東芝を含めた少数の企業が支配しているが、SKハイニックスのシェアはさほど大きくないため、反トラスト懸念が強まる可能性は低いと大信証券のアナリスト、Kyung-min Kim氏は指摘した。

7日午前のソウル株式市場のSKハイニックス株は一時1%超上伸。直近はほぼ変わらず。東芝株は0.54%安。

*内容を追加しました。

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