政治家はECBの金利決定について自由に論議すべき=仏大統領
[ストラスブール(フランス) 10日 ロイター] フランスのサルコジ大統領は10日、欧州連合(EU)加盟国の政治指導者らは、欧州中央銀行(ECB)の独立性を損なうと批判されることなく、金利や為替相場について自由に論議すべきだとの考えを示した。
同大統領は、ECBが先週3日の理事会で利上げを決定したことについてあらためて疑問を呈し、「米国の政策金利が2.00%であるときにECBが政策金利を4.25%に引き上げることが理に適うことかどうかを問うのは、ECBの独立性を疑問視することとは違う」と述べた。
同大統領は先週、ECBによる利上げについて、原油および商品価格の高騰を背景とするインフレの抑制にはほとんど効果がなく、経済成長を損なう可能性があるとの認識を明らかにしていた。
ECB当局者らは利上げ決定についてインフレ期待の抑制に必要だとの考えを示しているが、サルコジ大統領は、米政策金利がかなりの低水準にあるときにECBによる利上げは適切ではないと主張。政策金利の格差はユーロの対ドルでの上昇を支援し、欧州の大手輸出業者の競争力を損なっているとしている。
原文参照番号[nL10113658](3000Xtraをご利用の場合、配信後24時間以上経過した記事でも380日以内であれば[ID:nL10113658]でご覧になれます。なお、契約の内容によっては、原文がご覧いただけない場合もあります)
© Thomson Reuters 2009 All rights reserved.



日本
米国