UPDATE1: 短期的な金利見通しはかなり不透明、成長予想に相違=ミシュキン米FRB理事
[ケンブリッジ(米マサチューセッツ州)29日 ロイター] 米連邦準備理事会(FRB)のミシュキン理事は29日、指標金利の短期的な動きは「かなり(highly)」不透明で、米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーの間で経済見通しについて大きな違いがある、と指摘した。
ミシュキン理事は、マサチューセッツ工科大学(MIT)で行う講演原稿で「短期的な金利見通しはかなり不透明で、経済指標が意味するところに左右される。そしてそれは、場合によっては(FOMC)の直前まで変化する」と述べた。
FRBが先週発表した2010年までの景気とインフレ見通しについて「短期的な成長見通しについて、(FOMC)メンバーの間に非常に大きな違いがある。08年の実質国内総生産(GDP)見通しは、前回のFOMCの予想と比べて2倍の幅がある」と指摘した。
また、金融政策当局者は、インフレを望ましいと考える水準へ急激に引き下げようとすることはない、との見方を示した。
「このところ高水準にある総合インフレはエネルギー価格の急上昇を反映したもので、明らかにFRBがコントロールできるものではない。総合インフレをあまりにも急に低下させようとすれば、必ず生産と雇用に大きな打撃をもたらす」と警告。そのような結果は、FRBが目指す物価の安定とインフレなき成長に逆行すると述べた。
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