ユーロ圏金融・債券市場・終盤=大幅続落、インフレ懸念再燃
(カッコ内は先物が欧州市場の前営業日終値比、現物が前営業日終盤)
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(6月限) 95.185 (‐0.030) 3.989(3.963)
独連邦債2年物 3.823(3.717)
独連邦債10年物(6月限) 114.23 (‐0.79) 4.094(4.011)
独連邦債30年物 4.623(4.536)
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[ロンドン 13日 ロイター] ユーロ圏金融・債券市場は大幅続落。英消費者物価
指数(CPI)の伸び加速、予想外に堅調な米小売売上高、欧米中銀当局者のタカ派的発
言といった圧迫要因が重なった。
4月の米小売売上高統計は自動車を除く売上高が0.5%増とアナリスト予想の0.2
%増を上回り、個人消費が懸念されたほど悪くないことを示唆する内容だった。
4月の英CPIは食料や燃料価格の高騰を背景に前月比0.8%上昇し、約6年ぶりの
伸びとなった。ストラテジストは、これを受け、焦点が再びインフレに戻ったとの見方を
示した。住宅市場の悪化を示す一段の兆しがあるものの、イングランド銀行(英中央銀行)
の早期利下げ観測を疑問視する見方が広がったとしている。
ノワイエ仏中銀総裁やピアナルト米クリーブランド地区連銀総裁のインフレをめぐる発
言も相場を圧迫した。ピアナルト総裁は、米国のコア物価指数は望ましい以上のペースで
上昇しているとし、インフレは主要リスクだと指摘した。
1525GMT時点で、独連邦債先物6月限FGBLM8は71ティック安、114.31
となった。独連邦債10年物<EU10YT=RR>利回りは8.5べーシスポイント(bp)上昇
し4.097%。同2年物<EU2YT=RR>利回りは10bp上昇し、3.817%となった。
EURIBOR<0#FEI:>金利先物は2009年の各限月が最大11ティック高となった。
スワップ市場では、2年物金利<EURAB6E2Y=>が4.540%と前日の4.467%から
上昇した。10年物<EURAB6E10Y=>金利も4.533%と、4.477%から上昇した。
10年物スプレッドは、43.5bpに縮小した。
仏銀クレディ・アグリコール(CAGR.PA: 株価, 企業情報, レポート)の株価下落が一時、債券相場を支援した。同行
は投資銀行部門のカリヨンで一段の評価損が発生していることを受け、株主割当増資を計
画していることを明らかにした。
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