インフレリスク、米FRBの利下げ時点では明白でなかった=伊中銀総裁
[ダブリン 18日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのドラーギ・イタリア中銀総裁は18日、米連邦準備理事会(FRB)が前年利下げを決定した時点では、インフレ圧力が現在ほど明白ではなかったとの認識を示した。
総裁は当地で講演後、質疑応答で「米国は住宅市場の低迷に起因する経済減速と、金融セクターに端を発する深刻なシステミック懸念の両方を抱えていた」と指摘した。
「これがFRBが前年に金融政策を決定した時の米国のマクロ状況だ」とした上で「その時点では、インフレリスクは現在ほど明白ではなかった」との見解を示した。
金融危機がどの程度続くかとの質問には、判断するのは非常に難しいと述べた。
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