各国中銀、インフレリスクの深刻な悪化を一段と意識すべき=伊中銀総裁

2008年 07月 19日 06:15 JST
 
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 [ダブリン 18日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのドラーギ・イタリア中銀総裁は18日、先進国と新興国の中銀は信認維持に向け、インフレリスクが深刻に悪化していることを一段と意識しなければならないとの見解を示した。

 総裁は講演前に記者団に公表された原稿のなかで、ユーロ圏のインフレ率の上昇はECBが数カ月前に予想していた以上に根強いだろうとの見通しを示し、二次的影響のリスクが強まったと指摘した。

 生産コスト伸び加速の兆しがあり、中・長期的インフレ期待を示す経済指標には現在緊迫感がうかがえるとした。

 新興国での急速なインフレ率の上昇は、緩和的な金融状況とどのような為替制度を選択しているかが一部要因になっているとし、新興国の動向は世界レベルでインフレに影響しており、適切な政策措置が求められているとの認識を示した。特定の新興国には言及しなかった。

 「インフレリスクが深刻に悪化していることへの意識を高めることによって、先進国では金融政策の信頼性を維持し、新興国では信頼性のある金融政策を目指す必要がある」とした。

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