〔金利マーケットアイ〕スワップ金利が上昇、月末控え中期に邦銀の払い

2008年 08月 27日 15:50 JST
 
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〔金利マーケットアイ〕

 <15:40> スワップ金利が上昇、月末控え中期に邦銀の払い

 スワップ金利が上昇。国債先物が利益確定売りで反落したことを受けて7年ゾーンを中心に金利上昇圧力がかかった。国債先物が下げ足を速めた午後は取引手控え感が強まったが、朝方から3─5年の中期ゾーンは邦銀勢の払いが目立った。「邦銀勢の払いは、月末の2営業前(スポット)取引で行われる顧客のフロー」(邦銀)という。また、10年ゾーンには国内勢から現物買いのカバー目的の受けも出ていた。前日夕方対比の金利上昇幅は2年が2.875ベーシスポイント(bp)程度、3年が3.375bp程度、5年が3.875bp程度、7年が4.125bp程度、10年が3.75bp程度、20年が3.25bp程度、30年が2.875bp程度。

 <15:20> コール翌日物小じっかりで推移、FB利回り約4カ月半ぶり水準

 27日の短期金融市場で、無担保コール翌日物が小じっかりで推移した。大手銀行による希望調達水準の強含みが、外銀勢の調達水準に波及したことが主因。日銀は即日実施のオペを見送り、積み上調節を維持した。財務省が実施した3カ月物政府短期証券(537回債、12月1日償還)の落札利回りは4月8日入札の510回債以来、約4カ月半ぶりの低水準となり、足元資金の落ち着きを鮮明にした。高値警戒感のくすぶるユーロ円3カ月金利先物は売り優勢。

 市場参加者によると、27日の加重平均金利は0.509%前後になる見込み。円金先の中心限月2009年3月限は、前日清算値より1.5ティック低い99.265付近で推移している。

 <15:13> 国債先物が反落で引け、利益確定売り膨らむ

 国債先物中心限月9月限は前日比41銭安の138円08銭と反落して引けた。朝方の買い一巡後は高値警戒感から割高な先物に利益確定売りが膨らんだ。海外勢などから金利低下を見込んで構築していたロングポジションを解消する動きが出て、ロスカットを巻き込みながら一時138円01銭と138円割れ寸前まで下落した。「今週は国内勢による実需の現物買いが見られない中で、海外勢が主体となって国債先物主導で金利が低下していただけに、その反動売りも大きくなりやすい。来週にかけて入札や指標発表が相次ぐため、いったん10年・1.4%が大きな壁として意識された格好だ」(国内証券)という。現物市場では10年最長期国債利回り(長期金利)は一時同3ベーシスポイント(bp)高い1.445%に上昇した。

 <14:15> 国債先物が下げ幅拡大、海外勢などからロング解消の売り

 

 国債先物が下げ幅を拡大。中心限月9月限は一時前日比48銭安の138円01銭と138円割れ寸前まで売られた。海外勢などから金利低下を見込んで構築していたロングポジションを解消する動きが出ている。市場では「今週に入り、特段材料がない中で急伸していただけに、ロスカットを巻きこんで大きく売られている」(邦銀)との声が出ている。

 <13:20> 国債先物が小動き、高値警戒で身動き取れず

 国債先物が小動き。中心限月9月限は138円40銭を挟んだ水準で推移している。市場では「国債先物は25日、26日と目立った買い材料がない中で急上昇したため高値警戒感が浮上。日銀利下げを前提にしないと買えない水準に達しており、身動きが取れない状況になっている」(RBS証券・シニアストラテジストの市川達夫氏)との声が出ている。

 <12:40> 3カ月物FB落札利回り0.57%に迫る、約4カ月半ぶり低水準

 財務省が27日実施した3カ月物政府短期証券(537回債、12月1日償還)の入札結果は、最高落札利回りが0.5723%、平均は0.5703%となり、20日入札の3カ月物FB(536回債、11月25日償還)の最高落札利回り0.5780%(平均0.5757%)を下回った。落札水準は、4月8日入札の3カ月物FB(510回債、7月14日償還)の最高落札利回り0.5703%、平均0.5671%以来約4カ月半ぶりの低水準。

 市場参加者からは「足元金利の落ち着きでファンディングしやすかったことが、堅調な入札を後押しした公算が大きい」(国内金融機関)との声が聞かれる。価格競争入札における落札額4兆1480億円に対し、16兆0447億円の応札があった。

 <11:25> 新発3カ月物FBは0.5725%で取引、落札利回り小幅低下の見通し

 午前11時半締め切りで入札の3カ月物政府短期証券(537回債、12月1日償還)は、入札前の業者間で0.5725%で取引された。入札時の落札利回りについては、前回入札より小幅低下となる0.57%前半を見込む声が多いようだ。参加者からは「下限域に達しているとはいえ、金利上昇要因が見当たらず、堅調な入札を予想する」(国内金融機関)との声が聞かれる。

 20日入札の3カ月物FB(536回債、11月25日償還)の最高落札利回りは0.5780%、平均は0.5757%。価格競争入札における落札額4兆1762億円に対し、18兆0434億円の応札があった

 <11:15> ユーロ円金先は高値警戒で売り、コール翌日物小じっかりで推移

 午前の短期金融市場で、ユーロ円3カ月金利先物が下落した。高値警戒で売りが先行したことが背景。週末に経済指標発表を控えており、売り圧力の強まりには至らなかった。無担保コール市場では、翌日物金利が誘導目標に対してやや強含んで推移。外国銀行や一部邦銀勢に資金需要がみられたという。日銀は朝方の金融調節で即日実施のオペを見送り、緩め感のある調節姿勢を維持した。

 ユーロ円金先の中心限月2009年3月限は、前日清算値より0.5ティック低い99.275付近で推移している。コール翌日物の取引中心金利は0.51%前後。

 <11:10> 国債先物が反落して前引け、好需給が下支えも

 国債先物中心限月9月限は前日比17銭安の138円32銭と反落して前引けとなった。朝方は前日の夜間取引やLIFFEで買われた流れを引き継いで買いが先行したが、高値警戒感が浮上するなか買い一巡後は利益確定売りに押された。もっとも月末の年限長期化や9月国債大量償還など好需給が相場を下支え。「投資家は債券の含み損が減少、または含み益が発生していると見られ、売り急ぐ動きは少ない」(国内証券)という。現物市場は軟調。10年最長期国債利回り(長期金利)は同1ベーシスポイント(bp)高い1.425%に上昇して午前取引を終了した。

 <09:50> 国債先物が下げに転じる、高値警戒で利益確定売り

 国債先物が高寄り後に反落。中心限月9月限は一時前日比14銭安の138円35銭と寄り直後の高値(138円66円)から30銭余り下落した。高値警戒感が浮上する中、短期筋の利益確定が出た。

 今週の市場では、超長期ゾーンが軟調に推移する一方、先物ゾーンが堅調に推移し、イールドカーブがスティープ化。「スティープ化は今年3月に見られた海外勢によるポジション解消の動きをほうふつさせる動きだったが、そのフローが一巡すれば先物に売りが出やすい」(国内証券)との声もあった。10年最長期国債利回り(長期金利)は同0.5ベーシスポイント(bp)高い1.420%に上昇した。

 <09:30> 日銀は即日実施のオペ見送り、外銀勢ビッド0.515%に並ぶ

 日銀は朝方の金融調節で即日実施のオペを見送り、27日の当座預金残高を8兆1000億円、準備預金残高を5兆2000億円とする調節姿勢を維持した。参加者からは「オペ見送りは大方の予想通りだが、外国銀行で取りきれていない向きは少なくないようで、0.515%付近での調達希望が示されている」(国内金融機関)との声が聞かれる。

 市場筋によると、邦銀勢は0.505―0.51%での資金調達を続けている。市場には「地銀勢の調達需要はさほど高くない」との指摘もあった。

 <09:20> 国債先物が続伸で寄り付く、上値で利益確定売りも

 国債先物中心限月9月限は前日比12銭高の138円61銭と続伸して寄り付いた。一時138円66銭と4月18日以来約4カ月ぶりの水準に上昇したが、その後は利益確定売りが出て伸び悩んでいる。新光証券・債券ストラテジストの三浦哲也氏は「国債先物は6月安値から3分の2戻しのポイント(138円63銭)を上回った。来週にかけて相次ぐ重要経済指標の発表や国債入札などのイベントを前に利益確定売りが出やすい」と指摘している。現物市場は中期ゾーンがしっかり。5年利付国債利回りは一時同1ベーシスポイント(bp)低い0.965%と、4月24日以来約4カ月ぶりの水準に低下した。

 <08:40> 翌日物0.51─0.515%、日銀の即日オペ見送り予想

 朝方の無担保コール翌日物は0.51─0.515%を中心に取引されている。0.51%で大手行、0.515%で外銀や証券などが調達している。市場では「大手行が0.51%で調達しているため、朝方はやや強含んで始まっているが、日銀は朝方の金融調節で即日オペを見送ってくるのではないか」(国内金融機関)との声が出ている。準備預金残高は5兆2000億円と実質中立水準(4兆8200億円)を上回っている。

 

 <07:30> コール翌日物は底堅い展開か、資金需給安定の見通し

 無担保コール翌日物金利は、誘導目標付近で底堅い展開になるとみられる。市場には「資金需給面での不安に乏しい」(国内金融機関)との指摘があり、翌日物金利は安定的に推移する見通し。2

 
 

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