CPIこうみる:警戒していただけに新鮮味ない、金先は海外の影響で買い=東海東京 有麻氏
<東海東京証券 債券ディーリング部 シニアディーラー 有麻智之氏>
6月全国コア消費者物価指数(CPI)は予想通りの結果となった。数字自体は強いが、上振れへの警戒感が強かったので、予想通りで新鮮味のない内容になった分、きょうは海外市場の影響を受ける形で債券市場やユーロ円3カ月金利先物市場は買い戻しが優勢になるだろう。警戒感からショート・ポジションを作っていた向きもいると思われ、そういった参加者からのビッドが徐々に下値を固めていくというイメージだ。
ただ、目先は海外の影響を受けて買われるとはいえ、CPIが上昇しているのは事実なので、買い余地もおそらく直近の高値、金先の中心限月09年3月限で言えば7月半ばにつけた99.105近辺が限界だとみている。利下げの思惑が強まらない限り、それ以上の高値は買えず、CPIの上昇が続く中で利下げ相場を織り込みに行くのは難しい。金先は当面、前日につけた安値(3月限で99.030)と直近の高値のレンジでもみあいに入るだろう。
(東京 25日 ロイター)
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