UPDATE1: 金利の調整余地が尽きたわけではない─オーストリア中銀総裁=通信社
[フランクフルト 25日 ロイター] 欧州中央銀行(ECB)の理事会メンバーであるオーストリア中央銀行のリープシャー総裁は、ECBの金利調整余地が尽きたわけではなく、インフレ動向について警戒を解除するには程遠いとの認識を示した。ブルームバーグ・ニュースが25日報じた。総裁とのインタビューは24日に行われた。
総裁は「われわれは調整余地を使い果たしたわけではない」と述べた。
さらに、7月3日の利上げ後の現在の金利について「良い水準にある。今後1カ月あるいは2カ月で何が起こるかは分からない」と述べ、インフレの抑えが利かなくなる前に必要であれば予防措置をとる方が事後に治療するよりも良いと付け加えた。
総裁は「目標達成に必要なすべての措置をとることが賢明」としつつ、ECBにバイアスはないとするトリシェ総裁の利上げ後の発言に同調した。
インフレ期待については落ち着いてきたと指摘し、総合インフレ率は今後1年半でECBが目標としている2%弱の水準に低下する可能性があるとの見方を示した。
リープシャー総裁は8月末でオーストリア中銀総裁を退任する。
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