〔金利マーケットアイ〕スワップ金利は上昇、TIBOR高止まりで中短期が軟調

2008年 11月 27日 16:40 JST
 
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〔金利マーケットアイ〕

 <16:39> スワップ金利は上昇、TIBOR高止まりで中短期が軟調

 

 スワップ金利は総じて上昇。債券の中短期ゾーンは、TIBORの上昇が止まらないことや早期の利下げ観測も強まりにくいことを嫌気し、上値の重い地合いが続いている。また超長期ゾーンも「月末の年限長期化の買い期待が根強いわりには、地合いはそれほど強くない」(国内証券)と指摘されており、上値が抑えられた。スワップ金利は、中短期と超長期ゾーンに特に上昇圧力がかかった。各年限の金利上昇幅は2年で1.8bp程度、3年で1.0bp程度、5年で1.0bp程度、7年で0.9bp程度、10年で0.5bp程度、20年で1.5bp程度。

 <15:44> 国債先物は横ばいで取引終了、2年債入札は無難に通過

 国債先物の中心限月12月限は前日比横ばいの139円32銭で取引を終えた。米債市場が感謝祭で休場となることもあり、盛り上がりに欠ける展開だった。

 現物市場も静かだったが、国内勢の押し目買いなどに支えられ長期金利が前日比1bp低い1.370%に低下、10月上旬以来の水準をつけた。一方、月末特有の年限長期化にからんだ積極的な買いはみられず、超長期ゾーンは小動き。「参加者が前倒しで買いに動き、おおかた一巡している可能性もある」(国内証券)との声もあった。財務省の2年債入札は市場が予想していた通り不安感の乏しい結果。短期金利が高止まりしているものの「逆に言えばレポ金利などのさらなる上昇も限定的だと見込んで、2年債のダウンサイドリスクが乏しいとの見方が勝ったのではないか」(外資系証券)とみられている。証券会社だけでなく、銀行勢の買いも指摘されている。流通市場で新発債はやや売りが出て、0.605%で出合いをつけた。入札での最高落札利回りは0.5970%。

 <15:30> 翌日物は0.30%中心、レポGCは0.5%付近に上昇

 無担保コール翌日物の取引中心金利は0.30%付近。主な取り手は大手行や地銀、信託など。準備預金の積みが進んでいることもあり、調達は限定的。日銀は午後の定例調節で手形売出オペを通告して8000億円を即日吸収したが、終盤には資金調達意欲が一段と後退した。外銀は0.3%台半ばで調達している。月末越えとなる28日スタートの翌日物は0.4%台前半、1週間物は0.6%台半ばの出合い。

 ユーロ円3カ月金利先物は続落。中心限月09年3月限は前日清算値に比べて2.5ティック安の99.185と10月2日以来の水準に下落した。白川日銀総裁が25日に開かれた金融市場参加者との懇談会で量的緩和の副作用を指摘するなど、一段の金融緩和について慎重な姿勢を示していることで「市場の失望売りを誘っている」(国内金融機関)という。レポGC金利が上昇。午後から取引が始まった12月2日スタートの翌日物金利は0.50%付近で推移している。

 <14:00> 月末越え資金供給オペ金利が上昇、応札額は5兆円超

 日銀が午後に実施した共通担保資金供給(本店)オペ(11月28日─12月15日、8000億円)の案分落札金利は0.490%と前日の同(本店)オペ(11月27日─12月4日)の0.480%に比べて上昇。また、応札額は5兆1266億円と5兆円を超えた。市場では「月末越えの資金需要に加えて、12月上旬の資金需給が税揚げや国債発行などで不足傾向になるため資金確保の動きが強まった」(国内金融機関)という。

 <13:29> 国債先物もみあい、2年債入札無難通過で反応は限られる

 財務省の2年債入札については「年末にかけた日銀の資金供給オペの拡充や政策金利の引き下げなど、金融緩和というテーマ性で買い需要があった」(国内証券)、「短期金利が高止まりしている中では無難な結果」(別の国内証券)などといった評価が上がっている。市場参加者の推計によると、2年債入札の大口落札先は三菱UFJ証券1354億円、野村証券858億円、RBS証券770億円、日興シティグループ証券702億円など。業者だけでなく、銀行勢の買いも指摘されている。

 入札を予想通り無難に通過したため、市場の反応も限定的にとどまった。国債先物は前日引け値を挟んで一進一退の値動き。中心限月12月限は前日比5銭高の139円37銭で推移している。長期金利は同5bp低い1.375%。

 

 <13:01> 日銀が8000億円を即日吸収、翌日物0.30─0.31%

 日銀は午後零時50分の定例調節で、手形売りオペを通告して8000億円を即日吸収した。この結果、当座預金残高は9兆8000億円程度、準備預金残高は5兆9000億円程度となる見込み。

 即日吸収オペは10営業日連続。無担保コール翌日物は、0.30─0.31%付近での取引が継続。月末が近づき、誘導目標(0.30%)では邦銀のビッドがしっかり入っている。

 <12:51> 2年債入札の最低落札価格100円00銭5厘、やや強めとの見方

 

 財務省が実施した2年債入札の結果は、最低落札価格100円00銭5厘(最高落札利回り0.5970%)、案分比率82.0406%、平均落札利回り100円01銭1厘(利回り0.5940%)となった。応札倍率は2.80倍で、前月債の2.83倍から若干低下した。入札について市場では無難予想が大勢だったが、見込んでいたよりもやや強めの結果になったとの指摘があった。

 国債先物はもみあい。中心限月12月限は前日比ほぼ横ばいで午後の取引を始め、現在も同3銭安の139円29銭付近での推移となっている。

 

 <11:20> 国債先物は小幅続伸で午前終える、10年債利回り1.375%に低下

 午前の円債市場は小幅続伸した。グローバル・デフレへの警戒がくすぶるなか、米10年債利回りが半世紀ぶりの低水準に突入した流れを継いだ。正午締め切りの2年利付国債入札(275回債、表面利率0.6%)への消化不安が乏しいことも、目先筋の買い安心感を誘った。高値警戒と株高が重しとなり、一巡後は下げに転じる場面もあった。長期ゾーンでトレーディングタッチの売り物も観測された。日銀が利下げに踏み切った10月31日の金融政策決定会合要旨は材料視されず、主要投資家間の取引は冷え込んだ。

 国債先物の中心限月12月限の前引けは、前日終値より2銭高い139円34銭。10年最長期国債利回りは0.5ベーシスポイント低い1.375%。

 <11:15> 翌日物は0.3%中心変わらず、国債買現先オペ金利が上昇

 無担保コール翌日物の取引中心金利は0.30%付近。主な取り手は大手行や地銀などで一部0.305%で取引が成立。外銀勢は0.3%台半ばで調達意欲を示している。ターム物の調達希望水準は1週間物が0.6%、2週間物が0.6%台前半。月末越えとなる28日スタートの翌日物は0.40%付近で取引されている。日銀が実施した2本建て国債買現先オペ(スタート12月1日)の案分落札金利は翌日物が0.490%、1週間物が0.480%と前日の同オペ(翌日物0.460%、1週間物0.450%)に比べて上昇した。

 ユーロ円3カ月金利先物市場は軟調。中心限月09年3月限は一時前日清算値1.5ティック安の99.195と10月17日以来、約1カ月ぶりの水準に下落した。株価上昇や2年債入札への警戒感で買いが手控えられた。

 

 <10:35> 国債買現先オペ金利が上昇、レポGCは0.49%付近

 

 日銀が12月1日スタートで実施した2本建て国債買現先オペの落札金利がいずれも上昇した。案分落札金利は12月2日期日分が0.490%、12月8日期日分が0.480%で、前日の同オペ(翌日物0.460%、1週間物で0.450%)に比べて3bp上昇した。12月上旬は、税揚げ日や国債発行要因などで資金不足日が続く。市場では、こうした季節的な需給要因に加えて「年末に向けてレポ金利が下がらないとみた参加者がオペに積極的に応札したのではないか」(国内証券)との声が出ている。

 レポGCでは、28日スタート及び12月1日スタートの翌日物金利が0.49%付近で推移している。

 <10:30> 2年債表面利率は0.6%に決まる、業者主体で無難の見通し

 財務省は2年利付国債(1兆8000億円、2010年12月15日償還)の入札を通告した。新発債の表面利率は0.6%となり、前回と同じ水準に据え置かれた。27日午前の国債市場では、2年274回債流通利回りが11日以来約2週ぶりに0.6%に上昇している。市場には「キャリー取りの動きが浸透しつつあり、フラット化基調が浮き彫り。足元金利が強含んだ影響でそれなりに甘くしてこようが、手掛けやすい入札になるのではないか」(外資系金融機関)との見方があった。

 日銀の白川方明総裁は21日、金融政策決定会合後の記者会見で「きわめて低い金利水準のもとでは、さまざまな問題が生じる可能性がある」と述べ、追加利下げに慎重な姿勢を示した。26日の東大金融教育研究センターにおける講演後の質疑応答では、量的緩和政策について、メリットだけでなく副作用もあるとしており、「追加利下げ観測を補強しうる手掛かりにはなり得ない」との見方が一般的だ。参加者からは「リスクイベントを無難に通過したとしても、金融政策の影響を受けやすい中短期ゾーンが主導する相場上昇には限りがありそう」(国内証券)との声も聞かれる。

 <09:55> 日銀が即日オペ見送り、先日付けで供給オペ4兆円通告

 日銀は午前9時20分の定例調節を見送った。この

 
 

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