〔金利マーケットアイ〕2日入札の10年債利率1.3%有力、レポSCひっ迫で品薄感も
〔金利マーケットアイ〕
<17:45> 2日入札の10年債利率1.3%有力、レポSCひっ迫で品薄感も
財務省は2日正午締め切りで10年利付国債(1兆9000億円、2019年3月20日償還)の入札を実施する。表面利率は1.3%になるとの読みが多く、その場合は299回債との銘柄統合発行となる。一部参加者の保有状況の偏りでレポSCにはひっ迫感も漂う。ショートカバーニーズを背景に、無難な入札を見込む声が多い。
金融サミットを控えた財政懸念は払しょくできていないが、新年度入り後の現物市場では、一部大口投資家などの買いも観測された。市場では「仮にヘッジ目的の売りなどで一時的に崩されても、大崩れする可能性は低い」(国内証券)との見方が出ている。
<17:20> スワップ金利は小幅低下、長期ゾーンで欧州系の受け
スワップ金利は小幅低下した。市場参加者によると、金利変動幅は2年ゾーン0.75ベーシスポイント、3年ゾーン1.125bp、5年ゾーン0.875bp、7年ゾーン0.625bp、10年ゾーン0.75bp、12年ゾーン0.875bp、20年ゾーン1.125bp、30年ゾーン1.125bp。これにより、イールドカーブはほぼパラレルに下方にシフトする形状となった。「取引量は全体的に少なかったが、長期ゾーンで欧州系の受けが散見された」(邦銀)とみられている。
<15:17> 短期金融市場は期明け落ち着いたスタート、TIBOR一段と低下
無担保コール翌日物は0.09─0.10%が取引の中心となった。期明けとなり、期末要因のはく落から取り急ぐ動きはみられなかった。出合いは、一部の大手邦銀で日銀の誘導目標(0.10%)割れとなる0.09%、地銀で0.10%となった。レポのGCレートもトムネ/スポネとも0.11%近辺で落ち着いた取引。日銀が実施した4月3─6日の国債買い現先オペ、共通担保資金供給オペ(本店、6000億円、4月2─10日)は、マーケットの実勢に沿った結果となった。ユーロ円3カ月金利先物は小幅上昇。中心限月09年6月限は前日清算値に比べ1ティック高の99.425近辺で取引された。市場では「予想よりやや下振れとなった3月日銀短観を材料視する場面もあったが、影響は限定的。株高で様子見」(国内金融機関)との声が聞かれた。
TIBOR(東京銀行間取引金利)は一段と低下。3カ月物で0.64615%、1カ月物で0.40769%を付けた。市場では「企業の銀行からの借り入れ需要が落ち着きつつある」(同国内金融機関)との見方が出ていた。財務省が実施した3カ月物国庫短期証券(T‐Bill)の入札は、しっかりとした結果となった。
<15:00> 国債先物は変わらずで取引終了、現物中長期に国内勢の買い
新年度入りした1日の国債市場は、流動性の高い国債先物が前日終値と同じ水準で取引を終えた。一部大口投資家が現物債に買いを入れ、国債利回りは中長期ゾーンを中心に低下した。しかし、金融サミットを控える中で国債増発の懸念がくすぶり、主に先物周辺への売り圧力も残った。財務省が2日正午締め切りで実施する10年利付国債(1兆9000億円、2019年3月20日償還)の入札を控えた調整もみられたという。日銀が発表した3月短観の悪化は、直後に伝わった米自動車大手に絡む報道にかき消され、結局手掛かり材料にされなかった。
国債先物中心限月6月限の大引けは、前日終値と変わらずの138円15銭。10年最長期国債利回りは0.5ベーシスポイント低い1.340%。
<14:20> 中長期ゾーンで投資家の買い、財政消化できず先物は弱含み
午後の現物債市場で一部大口投資家の買いが観測され、中期/長期国債の流通利回りが低下している。足元の取引水準は、5年81回債が前日比2ベーシスポイント低い0.760%、10年299回債は1.5bp低い1.330%。もっとも「3年、5年、10年と買われる中で先物は弱含んでいる」(外資系金融機関)との指摘もあり、相場全体が押し上げられる展開には至っていないという。
市場参加者からは「金融サミットにらみの財政懸念を消化しきれていないうえ、財務省が2日正午締め切りで実施する10年利付国債(1兆9000億円、2019年3月20日償還)の入札で299回債リオープンながらも、テール流れにしたい参加者が少なくないのでは」(外資系証券)との声が聞かれた。
<14:03> 共通担保オペ0.13%、市場実勢に沿った結果
日銀が午後1時に実施した共通担保資金供給(本店、6000億円、4月2─10日)の結果は、案分レート0.130%、平均落札レート0.141%となった。前日実施された共通担保資金供給(全店、6000億円、4月1─7日)の結果は、案分レート0.130%、平均落札レート0.137%だった。市場では「オペレートは現在の市場実勢に沿った結果」(邦銀)との見方があった。
無担保コール翌日物は、0.09─0.10%近辺での取引。ターム物は2週間で0.15─0.17%近辺で出合いが散見できる。市場では「午後のコール市場は閑散」(国内金融機関)との声が聞かれた。レポのGCレートは、トムネ/スポネとも0.11%中心で取引されている。
<13:00> 超長期債利回りが小幅上昇、2日の10年債入札控えた調整売りで
午後の円債市場で超長期債利回りが小幅上昇している。20年109回債流通利回りは、前日比0.5ベーシスポイント高い1.950%。市場参加者によると、財務省が2日正午締め切りで実施する10年利付国債(1兆9000億円、2019年3月20日償還)の入札を控えた持ち高調整売りが出たため。「アセットスワップのポジション繰りで一時的に軟化したのでは」(邦銀)との見方もあった。国債先物は中心限月6月限が、前日終値より2銭安い138円13銭。
新年度入り後の金利観は交錯している。財政懸念による金利上昇を見込む声がある一方、目先の金利低下を見通す専門家も少なくない。みずほ証券・チーフマーケットエコノミストの上野泰也氏は「小渕内閣との違い市場との対話路線が根付いており、国債発行当局と市場のすれ違いが生じる可能性は低い。一定の増発があってもムリのない年限でバランスをとってくるだろう。供給が増える一方、国債投資の需要も増えざるを得ない経済・金融環境になっていることもあり、過大に警戒すべきではない」と話す。
<12:45> T─Bill落札0.2468%、しっかりした入札結果
財務省が実施した3カ月物T─Billの入札結果は、最高落札利回り0.2468%、案分比率68.8239%、平均落札利回り0.2436%となった。前回の最高0.2778%、平均0.2723%から低下。マーケットでは、しっかりした入札結果とみている。市場では「発行額が増額となったが、期が明けたことから新規の投資資金が流れ込んだことに加え、足元のレポGCレートが低位で安定していることが入札を支えた」(国内金融機関)との指摘があった。
<11:31> 翌日物0.09─0.10%近辺、取り急ぐ動きなし
無担保コール翌日物は、0.09─0.10%近辺で取引された。当座預金、準備預金残高が前日に比べて減っているが、潤沢であることに変わりはなく、取り急ぐ動きはない。日銀の誘導目標(0.10%)割れとなる水準での取引から、一部の大手邦銀で0.09%の出合いがあった。地銀は0.10%での出合い。レポのGCは、日銀が実施した4月3─6日の国債買い現先オペのレートが市場実勢に近いことから、落ち着いた動きとなった。トムネ/スポネとも0.11%近辺での取引。市場では「期明けということで、期末要因のはく落により取り急ぐ動きは見られない」(国内金融機関)との声が聞かれた。ユーロ円3カ月金利先物は上昇。中心限月09年6月限は前日清算値に比べ1ティック高の99.425。市場では、日銀が朝方発表した3月短観が予想をやや下振れしたことから上昇したが、悪化はある程度織り込み済みで、上昇幅は限定的なものにとどまった。
<11:19> 国債先物は小幅続落で午前終了、現物債に国内勢の買い
国債先物の中心限月6月限は前日比5銭安の138円10銭と小幅続落して午前の取引を終えた。新年度入りとなったが、あすの10年債入札を前に積極的な取引は手控えられた。日銀が発表した3月短観も予想の範囲内の結果となり、特段の取引材料にはならなかった。現物市場では、2年、5年、10年などに国内勢とみられる買いが入り、金利が低下。10年最長期国債利回り(長期金利)は前日比1.5bp低い1.330%に低下している。ただ「期初の買いと呼べるほど大きな動きでもないようだ。投資家の買い意欲がどの程度あるのか不透明感が強く、まだ方向感を探っている段階だ」(国内金融機関)との声も出ていた。
<10:57> T‐Bill落札0.24%付近か、翌日物0.1%中心
財務省は3カ月物国庫短期証券(T‐Bill)の入札を通告した。発行額は増額されて5兆4000億円程度。WI(入札前)取引で0.24%での出合い。市場では「レポGCが低下していることに加え、期が明けたことから、買いが先行している」(国内金融機関)との声が聞かれた。市場では、落札利回りは前回債から低下して、0.23─0.25%付近との見方が出ている。無担保コール翌日物は0.1%を中心とした取引。レポのGCレートは、トムネ、スポネともに0.11%近辺。
<10:46> 国
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