UPDATE2: クレジット市場動向=ケネディクス<4321.T>SBに13円ビッド、ソフトバンク<9984.T>CDS高水準
<対国債スプレッド>
政保債(公営)10年 7.0─8bp 銀行債(みずほ)5年 60─61bp
地方債(都債)10年 16.0─17bp 電力債(東電)10年 23─24bp
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[東京 8日 ロイター] 一般債市場では、ケネディクス(4321.T: 株価, ニュース, レポート)<0#4321=JFI>の第
1回国内普通社債(SB/償還2010年11月)に13円ビッドが観測された。投資基
準の一つとして破たんした場合の弁済率に注目が集まる中、不動産セクターの底入れ感か
ら買いを入れてきたとの見方が出ている。クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)
市場で、ソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)<0#9984=JFI>の2011年4月満期に1350─1950
ベーシスポイント(bp)と高水準の気配が観測された。直近の取引は3月27日の
1800bpだった。子会社ソフトバンクモバイル<0#9426=JFI>の3月携帯契約数が23
カ月連続でトップとなったことはタイト化の材料だが、マーケットでは携帯電話市場が飽
和状態のため将来的な収益環境の厳しさからワイド化が意識されたとみている。
ケネディクス債に対する買いについて、ある証券のアナリストは、昨年経営破たんした
ゼファー<0#8882=JFI>やアーバンコーポレーション<0#8868=JFI>の弁済率が14─15%
であることを踏まえて「投資家は、ケネディクス債がデフォルトした場合でも13円であ
れば買いを入れることができると判断した可能性がある」との見方をしている。
ニューシティ・レジデンス投資法人(NCR)<0#8965=JFI>は7日、民事再生法に基づ
く再生計画案を東京地方裁判所に提出した。再生支援企業(スポンサー)としてローンス
ター及びグループ企業のKFキャピタルを選定。債権については約5年で全額弁済され
る。弁済率が100%となったことで「NCRが保有する資産の質が高いことを裏づけ
た」(国内金融機関)。海外からの投資意欲が見える中で「ケネディクス債に予想される
弁済率でビッドが観測されたことは、大雑把であるが不動産セクターの底入れ感を感じさ
せる動き」(先出の証券アナリスト)との声もあった。
<CDS指数シリーズ11にワイドな気配>
CDS市場で指標となるiTraxxJapanシリーズ11ITJJP5Y=GFに318─
338bpと、前日の引け値(323bp)からみてワイドな気配が観測された。7日の
米国株式市場が米企業の第1・四半期決算がさえない内容になるとの懸念から大幅続落し
たことに加え、8日の東京株式市場の日経平均.N225が前日比200円を超える下落と
なり8500円台まで軟化したことが材料視された。日本企業の2010年3月期業績見
通しへの警戒感も意識されたとの見方があった。
個別では、三菱商事(8058.T: 株価, ニュース, レポート)<0#8058=JFI>が120bpと横ばい圏で取引が成立した。
プロテクション(保証)の買いと売りの交換を行うスイッチ取引がシリーズ11とシリ
ーズ10で行われた。プレミアムの差はマイナス32bpで、横ばいとなった。
<CP発行総額は1600億円程度>
CPの発行総額は1600億円程度となった。発行レートは横ばい。a1格の食料品が
330億円(4月中旬期日、0.14%近辺)、a1格の繊維が50億円(7月上旬期
日、0.40%台前半)、a1格の輸送用機器が20億円(9月上旬期日、0.63%近
辺)などの発行が観測された。
CDSの情報は、JBOND33MARKITCDSITJJP5Y=GFをダブルクリックしてご覧下
さい。なお、契約によっては、ご覧頂けないこともあります。
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