〔金利マーケットアイ〕イブニングで国債先物が一段高、与謝野発言には反応薄
〔金利マーケットアイ〕
<18:00> イブニングで国債先物が一段高、与謝野発言には反応薄
東証夜間取引(イブニングセッション)で国債先物が一段高で推移した。中心限月9月限は一時日中終値を12銭上回る137円82銭まで上昇した。6月の好需給を背景に生命保険会社や年金基金の資金が流入しやすいため。与謝野馨財務相が24日夕、「迂回献金の意識は全くない」、「金商法などの国会審議、業界からの要望や陳情があったことはない」などと述べたとするヘッドラインが伝わったが、参加者からは「手掛かり材料にしている雰囲気はない」(外資系証券)との声が聞かれた。
<16:50> スワップ金利は低下、中期/先物ゾーンで受け
スワップ金利は低下した。市場参加者によると、金利変動幅は2年ゾーン1.125ベーシスポイント、3年ゾーン2.375bp、5年ゾーン4.125bp、7年ゾーン4.75bp、10年ゾーン4.875bp、12年ゾーン4.75bp、20年ゾーン4.5bp、30年ゾーン4.625bp。イールドカーブはブル・フラットニングした。「中期/先物ゾーンで受けがみられた」(国内金融機関)という。
<15:36> 翌日物は安定、資金余剰でT‐Bill利回り大幅低下
無担保コール翌日物は0.10%を中心に取引された。資金調達意欲は乏しく取りが一巡すると誘導目標割れでのビッドも増え、午後には一部で0.06%付近までレートを低下させての出合いもあった。レポ金利も0.11─0.12%程度で低位安定。日銀の国債買い現先オペが減額となったが、大きな影響はなかった。足元の資金余剰感はT‐Billの利回り低下にもつながった。財務省が実施した3カ月物T‐Billの落札利回り(最高)は前回債の0.1784%から大幅に低下し、0.1607%となった。ユーロ円金先は小動きが続いた。
<15:00> 国債先物は続伸で取引終える、償還資金還流で相場8連騰
24日の国債市場は続伸した。償還資金の還流などで国債利回りは軒並み低下し、イールドカーブは2年ゾーンから30年ゾーンにかけてフラット化。長期金利の指標となる10年最長期国債利回りは5月7日以来1カ月半ぶりに節目の1.4%を割り込んだ。先物相場は12日以降、8連騰を演じた。日銀が残存1年超10年以下の国債を対象に実施した買い切りオペが順調な結果となり、短期筋の買い戻しを誘ったとの見方もあった。日銀の中村清次審議委員は新潟県金融経済懇談会であいさつ・記者会見したが、手掛かり材料視されなかった。
国債先物の中心限月9月限の大引けは、前日終値より26銭高い137円70銭。10年最長期国債利回りは2ベーシスポイント低い1.385%。
<14:35> 国債先物は小じっかりで推移、中村委員発言には反応せず
国債先物は小じっかりで推移している。中心限月9月限の足元の取引水準は、前日終値より16銭高い137円60銭。日銀の中村清次審議委員は24日、新潟県金融経済懇談会であいさつ・記者会見したが、一連の発言への反応は乏しい。参加者からは「日銀の国債買い切りに絡んだテーマはひとまず棚上げされており、手掛かり材料視する雰囲気はない」(国内金融機関)との声も聞かれた。
日銀が24日実施した国債買い入れオペ(残存期間1年超10年以下)の落札結果が好調だったことが、午後の相場の強含みの一因、との指摘も出ている。新発10年債利回りは前日比1.5ベーシスポイント低い1.390%。
<14:00> 国債先物が上げ幅やや縮小、相場8連騰で利益確定売りか
国債先物が上げ幅を縮小している。中心限月9月限の足元の取引水準は、前日終値より10銭高い137円54銭。一時は137円75銭まで上昇していた。先物相場をめぐっては、12日以降、商品投資顧問業者(CTA)などの新規の買いなども巻き込みながらの8連騰を演じており、高値圏で利益確定売りが出たとみられている。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えた様子見気分もある。
市場には「米欧の早すぎる政策転換が新たな危機を呼び込む危険もある。FOMCの議論の方向性が出口方向なのか現状維持なのか、あるいは国債やMBSの買い切り強化方向なのか、今回は声明文からそのあたりのニュアンスを読み取ることが重要」(国内証券)との指摘があった。
<13:45> 3カ月物CP・最上格電力0.14―0.15%、官民格差じわり縮小
コマーシャル・ペーパー(CP)市場での発行金利と国庫短期証券の利回り差がじわり縮小している。市場参加者によると、CP市場では、最上格の電力会社が3カ月物を0.14―0.15%前後で発行している。一方、国庫短期証券は新発債が0.16%前後で推移している。6月末の需給要因を背景に国庫短期証券流通利回りの低下ピッチに拍車がかかっていることが主因とみられる。
日銀が企業金融支援特別オペに踏み切って以降、企業が発行するコマーシャル・ペーパー(CP)の金利が、国が発行する国庫短期証券を下回る「官民逆転」の現象が長期化している。市場には「次回会合で特別オペなどに関する何がしかのアナウンスがあれば、CP金利が上昇することでこうした現象が解消する可能性がある」(邦銀)との見方もあった。
<13:25> 新発T―Bill0.158%で売り、CP最上格と並び慎重姿勢も
新発3カ月物国庫短期証券(35回債、9月29日償還)は入札後の業者間で0.158%付近で売りが出ているという。「一部金融機関からキャッシュ潰しの資金が流入しているとはいえ、最上格銘柄のCP発行レートと並び、さすがに買いに慎重な雰囲気が出始めた」(国内金融機関)ことが背景にある。入札後は平均落札利回りがビッド水準になることが多かったが、参加者からは「アベレージがオファーとなっている」(別の国内金融機関)との声も聞かれた。
財務省が24日実施した3カ月物国庫短期証券(35回債、9月29日償還)の入札結果は、最高落札利回りが0.1607%、平均は0.1583%となり、17日入札の前回債(34回債、9月18日)を下回っていた。
<12:50> 3カ月物T―Bill落札0.16%割れ、量的緩和解除後で初めて
財務省が24日実施した3カ月物国庫短期証券(35回債、9月29日償還)の入札結果は、最高落札利回りが0.1607%、平均は0.1583%となり、17日入札の前回債(34回債、9月18日)を下回った。銀行などの民間金融機関の余剰資金が流入していることが背景にある。財務省によると、落札水準は2006年3月の量的緩和解除後で最も低い水準となった。
参加者からは「償還が多い6月の季節要因も重なったのではないか」(国内金融機関)との声が聞かれた。入札では、価格競争入札における募入決定額が5兆3335億円余りだったのに対し、応募額は19兆8377億円だった。
<12:40> 国債先物が2カ月半ぶり高値圏、長期ゾーンで国内勢の打診買い
午後の円債市場で国債先物が強含んでいる。中心限月9月限は一時前日終値より23銭高い137円67銭となり、4月2日以来約2カ月半ぶりの高値圏に突入した。市場参加者によると、国内投資家からの「打診買い」が主に長期ゾーンで観測された。参加者からは「余剰資金を抱え込んだ投資家は多いとみられ、押し目買いニーズが強い。例年、6月後半頃はカネ余り度合いが最も強い」(外資系証券)との声が聞かれた。
主な年限の国債利回りは、2年281回債が前日比0.5ベーシスポイント低い0.335%、5年83回債が1bp低い0.740%。10年301回債は2bp低い1.385%付近で推移している。
<11:32> 3カ月物T‐Bill入札0.165%近辺の可能性も、余資流れ込む見込み
財務省は3カ月物国庫短期証券(T‐Bill)の入札を行っている。新発債(35回)はWI(入札前)取引で出合いはないが、気配は0.15%売り、0.165%買いとなっている。マーケットでは「余剰資金を抱えた投資家の買い意欲は強く、入札結果は堅調とみている。落札利回りは0.16%後半、もしくは0.165%近辺まで下がる可能性がある」(国内金融機関)との声が聞かれた。17日に入札を行った3カ月物(34回)は最高落札利回り0.1784%、平均落札利回り0.1746%だった。
無担保コール翌日物は日銀誘導目標(0.10%)に沿った取引だった。資金需要が高まらず、出合いは一部の大手邦銀で0.09%、地銀などで0.10%近辺。レポGCレートは、低水準での取引となった。トムネ(6月25─26日)で0.12%、スポネ(6月26─29日)で0.115%の調達希望。国債買い現先オペのレートは減額されたことから、やや上昇したが、波乱なく落ち着いた結果になった。ユーロ円3カ月金利先物は小動き。
<11:14> 国債先物は続伸で午前終了、長期金利5月7日以来の1.4%割れ
国債先物は続伸で午前の取引を終えた。中心限月9月限は、米債高の流れを継いで小高く始まった後、前日に急上昇していた反動もあり戻り売りが優勢となりマイナス圏に沈んだ。一時、前日比26銭安まで下げた。前引けにかけて、日経平均株価が軟化すると、再び買い戻されプラス圏に浮上した。現物債市場では、長期金利が乱高下した。長期金利は利益確定の売りから前日比1.5bp上昇の1.420%をつけたが、国債先物が強含むと、一部の銀行勢から押し目買いが入り、節目となる1.4%割れとなった。
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