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トランプ氏巡る疑惑、米共和党議員らが政策課題への影響懸念
2017年5月18日 / 03:03 / 4ヶ月前

トランプ氏巡る疑惑、米共和党議員らが政策課題への影響懸念

 5月17日、トランプ米大統領を巡るロシアとの癒着などの一連の疑惑について、米与党共和党の議員らが、減税や医療保険制度改革(オバマケア)見直し、インフラ投資といった主要政策の法案の成立などに与える影響を懸念している。写真は米国議会議事堂。ワシントンで2013年10月撮影(2017年 ロイター/Jonathan Erns)

[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領を巡るロシアとの癒着などの一連の疑惑について、米与党共和党の議員らが、減税や医療保険制度改革(オバマケア)見直し、インフラ投資といった主要政策の法案の成立などに与える影響を懸念している。

党指導部や同党に近い企業経営者などは、共和党がホワイトハウスと上下両院を握っていることから、法人税率引き下げなどの最優先課題に関して、当初は早期の進展を期待していた。だが実際は、トランプ氏の大統領就任後4カ月間で進展はわずかしかみられていない。

下院はオバマケア見直しのための代替法案を可決したが、上院では審議が開始したばかり。税制改革についても、取り組みが始まって間もない。

一方、2016年の米大統領選時のトランプ陣営とロシアとの癒着を巡る疑惑で、議会による調査に加えて、司法省は17日、捜査を指揮する特別検察官に連邦捜査局(FBI)のロバート・モラー元長官を指名した。

共和党のパット・ティベリ下院議員は「誰も触れようとしないが、これが大きな障害になっていることは明らかだ」と指摘。「税制改革にせよ他の政策にせよ、(影響を)ホワイトハウス側は認識している。最良の環境下でさえ議会で物事を成し遂げるのは難しい」と語った。

下院歳入委員会は18日に税制改革について公聴会を実施する。政権側と議会指導部は17日に今後の方針について協議したが、法案の成立には程遠い。

米上院共和党のマコネル院内総務は16日に、主要な政策課題を議会で進展させるには「ホワイトハウスでの騒動が少なくなる」必要があると指摘。

共和党のグラハム上院議員は17日、記者団に対し、政治的混乱を受けて法案成立に向けたプロセスは「事実上、急停止した」と述べた。

複数のロビイストは、顧客の企業が税制改革の見通しについてここ一週間で慎重な見方を強めていることを明らかにした。ただ、改革案の一部だけでも承認されることを依然として望んでいるという。1人のロビイストは「懸念がかなり強まった」と述べた。

*名前の表記を修正しました。

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