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米ツイッター、メディア部門などの主要幹部退職へ 株価急落
2016年1月25日 / 10:26 / 2年前

米ツイッター、メディア部門などの主要幹部退職へ 株価急落

[25日 ロイター] - 米ツイッター(TWTR.N)のジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)は24日夜、同社の幹部4人が退職することを明らかにした。成長回復のためドーシー氏が昨年CEO職に復帰して以来、最大規模の幹部交代となる。

 1月24日夜、米ツイッターのジャック・ドーシー最高経営責任者(CEO)は、同社の幹部4人が退職することを明らかにした。写真はアイダホ州で昨年7月撮影(2016年 ロイター/Mike Blake)

これを受け、指導部の不安定さや業績低迷への懸念から同社株は25日の米株市場で4.6%急落した。昨年4月以降では67%下落している。

スタイフェルのアナリストは、リサーチノートで「事業の立て直しを進める中での3つの主要事業部門の幹部退職はポジティブには受け止められないだろう」と指摘。ツイッターの投資判断を「バイ」から「ホールド」に引き下げた。

同社のユーザー基盤は過去1年間、3億人をやや上回る水準で推移し、ほぼ横ばいとなっている。その一因は、新たなユーザーがツイッターをどう使用すればいいのか理解しにくい点にある。

ドーシーCEOによると、メディア部門トップのケイティ・ジェーコブス・スタントン氏、プロダクト部門トップのケビン・ウェール氏、エンジニアリング部門トップのアレックス・ロエッター氏、人事部トップのブライアン・シッパー氏が退職するという。

ドーシーCEOは4人の功績をたたえ、退職は残念だと表明。プロダクト部門の収益関連や人事部などの責任者は最高執行責任者(COO)のアダム・ベイン氏が担当するとした。

また広報担当者によると、ウェール氏の後任は配置せず、アダム・メッシンガー最高技術責任者がエンジニアリング、コンシューマー・プロダクト、デザイン、リサーチ、ユーザーサービス、開発プラットフォーム「Fabric(ファブリック)」を統括するという。

24日夜には、同社の動画ストリーミング・サービス「バイン」の責任者であるジェーソン・トフ氏も退職を明らかにし、グーグルのバーチャルリアリティー部門へ移ると発表した。ドーシーCEOは、トフ氏の退職については触れていない。

ウェール氏、スタントン氏、ロエッター氏はいずれもツイッターに5年以上在籍しており、3氏の退職によりコストロ前CEO時代からの経営チームメンバーのほとんどがいなくなる。

関係筋によるとツイッターは、25日にも最高マーケティング責任者(CMO)などの採用について発表する可能性がある。近日中に2人の取締役を発表するもようだ。

同社がユーザー数を大幅に増やすことに失敗したとの見方から、株価はドーシー氏のCEO復帰以来ほぼ50%下落。現在、新規株式公開(IPO)時の公開価格を下回る水準にある。

ドーシーCEOは10月の決算発表時、才能のある人材の採用や投資、大胆な見直しの必要性を強調していた。

MKMパートナーズのアナリスト、ロブ・サンダーソン氏は、特にプロダクト部門とエンジニアリング部門の幹部退職について非常に失望したと指摘。「プロダクト部門とエンジニアリング部門の幹部は入れ替わりが激しかったが、ウェール氏はその対抗手段として期待されていた」と語った。

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