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米ウーバー、アフリカ事業拡大へ タクシー運転手の勧誘に注力
2016年3月10日 / 08:08 / 2年前

米ウーバー、アフリカ事業拡大へ タクシー運転手の勧誘に注力

 3月9日、米配車サービスのウーバー・テクノロジーズは今年、アフリカのサハラ砂漠以南(サブサハラ)にあるタンザニア、ウガンダ、ガーナに進出する計画だ。従来からのタクシー運転手を同社の配車サービスに取り込むことに注力するという。写真はマドリードで2014年12月撮影(2016年 ロイター/Sergio Perez)

[ナイロビ 9日 ロイター] - 米配車サービスのウーバー・テクノロジーズ[UBER.UL]は今年、アフリカのサハラ砂漠以南(サブサハラ)にあるタンザニア、ウガンダ、ガーナに進出する計画だ。従来からのタクシー運転手を同社の配車サービスに取り込むことに注力するという。同社のサブサハラ・アフリカ部門を統括するアロン・リッツ氏が9日明らかにした。

既に南アフリカとナイジェリア、ケニアの7都市で事業を運営しているが、この地域では交通渋滞がひどく、都市の犯罪発生率が高いことや、クレジットカードが普及していないことが、同社の大きな課題となっている。ただ最大の問題は、イタリアのローマでもブラジルのリオデジャネイロでも直面した摩擦、すなわち昔ながらのタクシー運転手が、ウーバーを自分たちの生計を脅かす存在と見なすことだ。

ケニアの首都ナイロビでは先月、ウーバーの運転手が襲撃を受け、自動車に火をつけられた。ケニアのタクシー協会は同社の締め出しを要求したが、政府がこれを拒否していた。

リッツ氏はロイターのインタビューに対し、「新しい市場に進出するとき、我々の戦略の一つは地元のタクシー事業者と率直に向き合うことだ」と述べた。

タクシー運転手にウーバーで働かないかと勧誘するのも戦略の一環。個人営業を続ける一方で、空車のときはウーバーの提供するスマートフォンのアプリを使って乗客を見つけ、収入を増やすことができると説明する。

欧州や北米ではウーバーのアカウントでクレジットカード決済を行い、現金を使わなくてよい仕組みだが、サブサハラ・アフリカでは銀行口座を持つのは人口の約3分の1にとどまり、クレジットカード所有率の低いことがウーバーの成長の妨げとなっている。

リッツ氏によると、ケニアでは実験的に現金支払いやモバイル決済を導入したことが、ナイロビでの利用拡大につながっており、「この方法がアフリカ事業拡大に向けた当社の戦略の一つになるのは間違いない」と述べた。

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