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英国のEU離脱交渉期間「ひどく短い」=ドイツ外務省
2017年3月30日 / 01:10 / 6ヶ月前

英国のEU離脱交渉期間「ひどく短い」=ドイツ外務省

 3月29日、ドイツ外務省は、英国が欧州連合(EU)離脱を正式通知したことを受けて、英国とEUの新たな関係構築に向けた協議は難航するとの見方を示すとともに、原則2年間とされている交渉期間は「ひどく短い」と英国に対して警告した。写真はロンドンで2012年6月撮影(2017年 ロイター/Paul Hackett)

[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツ外務省は29日、英国が欧州連合(EU)離脱を正式通知したことを受けて、英国とEUの新たな関係構築に向けた協議は難航するとの見方を示すとともに、原則2年間とされている交渉期間は「ひどく短い」と英国に対して警告した。

ドイツのガブリエル外相は、英国のメイ首相がEU離脱を通知した後にベルリンで、EUに残った27の加盟国の結束がドイツにとっては交渉での最優先事項だと述べた。

ガブリエル氏は「交渉はどちらにとっても簡単なものではない」と指摘。その上で「悪い感情を抱くのは仕方がない。単独で存在する方が良いと思う気持ちは理解しがたいと多くの人が感じている。このような騒然としたご時勢ではなおさらだ。ただ、こうした感情が、今後の関係を定める土台になってはならない」とした。

ドイツ外務省の報道官はベルリンでの定例記者会見で「交渉期間はひどく短い。英国を含め皆それを認識している」と述べた。

「英仏海峡の両側で不透明感が広がることを防ぐためには無数の問題点を明らかにしなければならない。今後の状況が分からないEUの市民や英国に住むドイツ国民、EUに住む英国民、全ての人にとって不透明感は毒となる」と述べた。

さらに経済や貿易、投資にとって不透明感は「毒」になると強調し、今後の交渉で話し合わなければならない課題は山積みだと付け加えた。

「英国民が(離脱の)影響を、特に英経済への影響を理解しているかどうか、あなた方も不思議に思うことがあるではないか」とも述べた。

ドイツ産業連盟(BDI)のディーター・ケンプ会長は「最大限の被害防止」を要請し、その責任の大部分は英国にあるとした。特に英国に拠点を置く企業にとって、大きな悪影響を避けることは非常に難しいと述べた。EUとドイツ政府に対して、ブレグジットの交渉中は、欧州を一つにまとめ、EUを強化することに集中するように呼びかけた。

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