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英ポンド、毎月の小売統計発表前に異常な動き=調査 
2017年3月15日 / 05:05 / 6ヶ月前

英ポンド、毎月の小売統計発表前に異常な動き=調査 

 3月14日、英国で月次の小売売上高が発表される直前に、ポンドの対ドル相場が異常な動きを示すパターンが繰り返されていることがロイターの分析で明らかになり、情報漏えいの憶測を呼んでいる。写真は昨年11月ボスニア・ヘルツゴビナで撮影(2017年 ロイター/Dado Ruvic)

[ロンドン 14日 ロイター] - 英国で月次の小売売上高が発表される直前に、ポンドの対ドル相場が異常な動きを示すパターンが繰り返されていることがロイターの分析で明らかになり、情報漏えいの憶測を呼んでいる。

それによると、2月までの過去12回の小売売上高の発表のうち8回で、発表の数分前のポンド/ドルの動きが、発表後に実際に見られた相場の方向性と合致していた。

これは、ロイター調査で示された市場の予想平均と反対方向の数字が発表された場合にもあてはまっている。

直近では、2月17日に1月分の統計が発表される約3分前、15秒ほどの間にポンド/ドルが約20ティック下がって1.2440ドルとなった。実際に発表された統計は市場予想を大幅に下回り、ポンドは発表後さらに下落した。

ツイッターでは、発表前に情報が漏れていたに違いない、という外為トレーダーらの投稿が見られた。こうした投稿は小売売上高の発表ごとに繰り返されている。

金融市場は数多くの要因で動くため、ロイターの分析で観察された相場のパターンは統計上有意ではない可能性もある。

専門家は、一部の投資家が統計を極めて正確に予想したか、情報が漏えいしたかのいずれかだとの見方を示した。

統計の発表元である英国家統計局(ONS)は分析の詳細についてコメントを控えたが、広報担当者は、発表前の経済統計の保護について「極めて真剣に」受け止めていると述べた。

金融市場での不正行為を監督する金融行動監視機構(FCA)は情報漏えいの可能性についてコメントを避けた。

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