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2月米消費者物価指数やや上昇、基調的なインフレ圧力続く
2017年3月15日 / 15:40 / 6ヶ月前

2月米消費者物価指数やや上昇、基調的なインフレ圧力続く

[ワシントン 15日 ロイター] - 米労働省が15日発表した2月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.1%上昇し、2016年7月以来の小幅な伸びにとどまった。ガソリン価格が下がり全体の上昇幅を抑制したものの、基調としてはインフレ圧力が続いている。市場予想は横ばいだった。

前年同月比は2.7%上昇し、12年3月以来の大幅な伸びとなった。市場予想と一致した。

1月は前月比が0.6%、前年同月比が2.5%の上昇だった。

インフレ率は原油安の影響で15年に低下したが、こうした要因が消えるにつれて上昇傾向にある。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比0.2%上昇した。新車の価格が下落したほか、1月に大きく値上がりした衣類が落ち着いたことでコアCPIも小幅な上昇となった。1月のコアCPIは0.3%上昇だった。

コアCPIは前年同月比では2月が2.2%の上昇。1月は2.3%上昇していた。15カ月連続で2.1ー2.3%の範囲に収まっている。

米連邦準備理事会(FRB)は物価上昇率の目標を2.0%としている。目安として注目する個人消費支出(PCE)物価指数は、足元でコア指数の前年同月比が1.7%上昇となっている。

物価上昇が加速していることは、この日に2日間の会合を終える連邦公開市場委員会(FOMC)による利上げ決定を後押しする可能性がある。FRBは今年3回の利上げを想定している。

キャピタル・エコノミクスの首席米国エコノミスト、ポール・アッシュワース氏は「FRBが今回のFOMCで利上げを見送ることを示唆するものは何もない」と指摘。

TD証券の首席エコノミスト、マイケル・ハンソン氏は「インフレの上昇が続き、消費支出が堅調に推移すれば、FRBは6月に追加利上げすると見ている」とし、「年内は少なくとも3回の利上げが実施される」と見方を示した。

2月のCPIの内訳は、ガソリンが前月比3.0%の下落。16年7月以来の大幅なマイナスとなった。1月は7.8%上昇していた。食品は0.2%上昇し、15年9月以来の大幅なプラスだった。家庭用食品は0.3%上昇し、15年6月以来の大幅な値上がりだった。1月は横ばいだった。

コアCPIの構成項目では、家賃が2カ月連続で0.3%の上昇となった。帰属家賃は0.3%の上昇で、1月の0.2%上昇から伸びを拡大した。2月は医療費が0.1%上昇した。病院でのサービス費が0.4%値上がりする一方で、処方せん薬は0.2%下落した。

自動車は0.2%下落。1月は0.9%上昇していた。衣類は2月に0.6%上昇した。1月は1.4%上昇していた。

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