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米2月輸入物価0.3%下落、8カ月連続マイナス
2016年3月11日 / 16:06 / 2年後

米2月輸入物価0.3%下落、8カ月連続マイナス

[ワシントン 11日 ロイター] - 米労働省が11日発表した2月の輸入物価指数は前月比0.3%下落し、8カ月連続のマイナスとなった。市場予想は0.6%下落だった。石油のほか広範な品目が値下がりし全体水準を押し下げた。ただ、ドル高の傾向が和らぎ原油価格も安定し始める中で、下落のペースは緩やかになってきている。

 3月11日、2月の輸入物価指数は前月比0.3%下落し、8カ月連続のマイナスとなった。ニュージャージー州の港のようす。1月撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

前年同月比でみた輸入物価は6.1%の下落で、2014年12月以来の小幅なマイナスだった。

統計発表後の金融市場の動きは限定的だった。

1月の数字は当初発表の1.1%下落から1.0%下落へ改定された。ドル高と原油安を背景に輸入物価は過去20カ月のうち18カ月で下落している。

輸入価格の下落は終わりに近づいているもようだ。ドルは14年6月から昨年12月までに米国の主要貿易相手国の通貨に対して約20%値上がりしたが、最近はドル上昇の勢いがいくらか衰えてきている。

今年に入ってドルは貿易加重ベースで約0.9%上昇にとどまっている。同時に、原油価格も足元では安定の兆しをみせている。こうした傾向が続けば、輸入価格は上昇し、国内物価全体に上昇圧力がかかるだろう。

先月発表の統計によると、1月は広い範囲で物価が上昇した。米連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%上昇に向かっており、FRBが今年、徐々に利上げを進めることが可能になると期待が高まった。FRBは昨年12月、9年半ぶりに利上げに踏み切った。

2月は石油・石油製品が4.0%下落した。前月は14.3%のマイナスだった。石油を除いた輸入物価は0.1%の下落。前月は横ばいだった。

食品は2.0%下落し、12年2月以来の大幅な落ち込みとなった。

産業用資材は0.3%下落。資本財は横ばいで、自動車は0.1%の下落だった。自動車を除く消費財は0.3%上昇だった。

同時に発表された2月の輸出物価は0.4%の下落だった。1月は0.8%下落していた。2月の前年同月比は6.0%下落だった。

産業用資材の輸出物価は2.0%下落。一方で食品は0.9%上昇した。

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