Reuters logo
米新規失業保険申請27.7万件、前週の5カ月ぶり高水準から減少
2016年1月7日 / 15:44 / 2年前

米新規失業保険申請27.7万件、前週の5カ月ぶり高水準から減少

 1月7日、米新規失業保険申請件数が、約5カ月ぶりの高水準をつけた前週から減少した。写真はカリフォルニア州の就職フェア会場で2014年10月撮影(2016年 ロイター/Lucy Nicholson)

[ワシントン 7日 ロイター] - 米労働省が7日発表した2日までの週の新規失業保険申請件数は、季節調整済みで前週比1万件減の27万7000件で、昨年7月上旬以来約5カ月ぶりの高水準をつけた前週からは減少した。米経済は昨年第4・四半期に減速したとみられるが、雇用市場は依然として底堅いことを示唆した。市場予想は27万5000件だった。

申請件数は30万件を切ると雇用市場が引き締まっているとされる。数字は44週連続でこの水準を下回っており、1970年代以来の長さとなる。

雇用市場のすう勢をより正確に反映するとされる4週移動平均は1250件減の27万5750件だった。

2週間以上手当てを受けている失業保険受給者総数は昨年12月26日までの週で2万5000件増の223万件ちょうどだった。4週移動平均は4000件減の221万8000件だった。

労働省のアナリストは、統計に影響を及ぼすような特殊要因はないとした。全ての州が申告し、推定ベースの数字はなかった。祝日前後は統計の調整が難しく12月は申請件数が乱高下する傾向がある。

バークレイズ(ニューヨーク)のエコノミスト、ジェシー・ハーウィッツ氏は「失業保険申請件数は季節調整後の数字も休暇シーズンを通じて不安定になる傾向がある。ただ、足元の指標をみる限り、米雇用市場には依然として基調的な底堅さがある」と話す。

前日発表された昨年12月のADP全米雇用報告によると、民間部門の雇用者数は1年ぶりの大きな伸びを示した。失業保険申請件数も減ったことで、ドル高や在庫積み上がり、エネルギー業界の投資削減などの逆風に見舞われつつも、米経済は基調的な底堅さを保っているとの見方を後押ししそうだ。

転職支援などを手掛けるチャレンジャー・グレイ・クリスマスが7日に発表した12月の米企業の人員削減数は前月比24%減の2万3622人と、2000年6月以来の少なさだった。12月としては統計開始以来の低水準だった。ジョン・チャレンジャー最高経営責任者(CEO)は「年末にかけて雇用が明らかに安定性を増したことは、米国の働き手にとって良いニュースだ」としている。

市場関係者が注目する12月の雇用統計は8日に発表される。市場は非農業部門の雇用者数が20万人増加するとみている。11月は21万1000人増だった。失業率は横ばいの5.0%と7年半ぶりの低水準が続くとみられる。

*内容を追加して再送します。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below