米大統領選シナリオ、両候補の激戦州での戦い
[22日 ロイター] 米大統領本選まで2週間を切り、激戦区とされる州への注目が一段と高まっている。民主党の大統領候補バラク・オバマ氏はこうした激戦区でも世論調査の支持率で共和党の大統領候補ジョン・マケイン氏に対してリードを奪っている。
また、2004年の大統領選で民主党のジョン・ケリー候補が勝利したすべての州と、共和党で現職のジョージ・W・ブッシュ大統領が勝利した州のいくつかでも支持率で優位に立っている。最近の世論調査が示すように、金融危機が選挙キャンペーンの話題の中心となってからもそのリードを維持している。
オバマ氏、マケイン氏ともに11月4日の本選で勝利し、ホワイトハウス入りするためには、選挙人の過半数である270人を獲得する必要がある。
全国的に有権者が投じる直接票をほかの候補よりも多く獲得しても、それだけでは大統領に選出されず、各州で最も多く票を獲得した候補者が州の選挙人すべてを獲得する。ただし、メーン州とネブラスカ州は、選挙人を下院選挙区で分割する。選挙人団は全米で538あり、連邦議会の下院の議員数を反映する形で、それぞれの州とコロンビア特別区に割り当てられている。
激戦州とみられている各州の選挙人数と2004年の投票結果、最近の情勢を以下にまとめた。
コロラド州――選挙人数9。04年はブッシュ大統領が52%の得票率で47%のケリー氏に勝利した。だが、それ以降は民主党が州議会で多数派を占め、知事も選出。最近の調査では、オバマ氏が5ポイント差でリードしている。
フロリダ州――選挙人数27。2000年の選挙結果を左右した同州では、04年、ブッシュ大統領がケリー氏を52%対47%で退けた。勝敗のカギを握ることが多い州であり、マケイン氏を支持する可能性がある年齢層の高い有権者が多く居住する。また、民主党支持者が多いとされるユダヤ系有権者も多いが、オバマ氏に対しては慎重な態度を示している。20日の調査では、マケイン氏が1ポイント差でリードしていたが、ほかの3つの最近の調査ではオバマ氏がわずかにリードしている。大統領に当選するためには、マケイン氏はこの州を落とせない。
インディアナ州――選挙人数11。04年はブッシュ大統領がケリー氏に20ポイント差をつけて勝利した。同州で民主党が最後に勝ったのは1964年だが、オバマ氏の地元イリノイ州と隣接している。5月の予備選をクリントン氏に続く2位で終えて以来、オバマ氏は同州でのキャンペーンに力を注いできた。共和党も宣伝活動を行っているが、オバマ氏が差を縮めてきている。最新の2つの調査では、マケイン氏が5─7ポイントリードしている。 続く...














