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過度の低金利、景気後退招く恐れ=米クリーブランド連銀総裁
2016年9月28日 / 21:31 / 1年前

過度の低金利、景気後退招く恐れ=米クリーブランド連銀総裁

[クリーブランド 28日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は28日、金利を過度に低い水準に抑え続ければ経済が過熱し、やがては景気後退(リセッション)を招きかねないとし、米連邦準備理事会(FRB)は金融緩和の解除に向けた次の一手を打つべきだとの認識を示した。

 9月28日、メスター米クリーブランド地区連銀総裁(写真)は、金利を過度に低い水準に抑え続ければ経済が過熱し、やがては景気後退を招きかねないとし、米連邦準備理事会は金融緩和の解除に向けた次の一手を打つべきとの認識を示した。2014年12月撮影(2016年 ロイター/Gary Cameron)

総裁は講演で「インフレ目標に向けてさらに前進し、労働市場の引き締まりが継続しているにもかかわらず、われわれが後手に回り続け、(その後)急激な利上げを強いられれば、景気後退(リセッション)に陥る恐れがある」と述べた。

21日までに開催された連邦公開市場委員会(FOMC)で、金利据え置きに反対票を投じたことについては、雇用やインフレ目標の達成に向けてFRBが前進していることや、状況が今後さらに改善するとの自身の見通しを理由に挙げた。

総裁は、米労働市場はすでに最大雇用に達していると確信しているとしたほか、海外情勢に伴う衝撃にもかかわらず、米経済は今年底堅さを示しているとし、「米経済ファンダメンタルズは引き続き健全だ」と語った。

さらに、今後数年で米経済成長率は2%もしくはそれを超える水準に達し、インフレ率もFRBの目標である2%に回帰するとの見通しを示した。

講演の中で総裁は「当局者は前例のない(厳しい)状況に陥ったと考えることによって、過去の経験から学んだことをすべて投げ出したり、方向を見失ったりすべきではない」と述べ、他の当局者らに苦言を呈した。

また、FRBは将来を見据えなければならないと強調した。

総裁は「米経済が中期的にFRBの目標の達成に向かっているという証拠がある中で、堅実であるということは時として利上げを意味する」と語った。

*内容を追加して再送します。

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