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アルコアや大手銀が決算発表、中国動向にも留意=今週の米株市場
2016年1月11日 / 02:25 / 2年前

アルコアや大手銀が決算発表、中国動向にも留意=今週の米株市場

 1月11日から始まる週の米国株式市場は、年初としては最悪のスタートとなった前週に続き、積極的な買いが入るのは難しい週になりそうだ。NY証取で8日撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 1月11日から始まる週の米国株式市場は、投資家らが懸命に買い材料を模索することになるだろうが、年初としては最悪のスタートとなった前週に続き、積極的な買いが入るのは難しい週になりそうだ。

アルコア(AA.N)を皮切りに決算発表が始まるが、企業業績への見通しも明るさに欠け、中国の景気減速への懸念が引き続き市場を覆っている。このため、上昇局面があったとしてもすぐに利食い売りに押し下げられる展開が予想される。

フェデレーテッド・インベスターズ(ニューヨーク)の株式市場ストラテジスト、フィル・オーランド氏は「中国に引きずられ、ネガティブなムードが津波のように押し寄せている。一歩下がって身を潜め、大惨事が鎮まるのを待つ以外ない」と語った。

S&P総合500種指数.SPXは年明け最初の5営業日としては1929年以来で最悪、ダウ工業株30種平均.DJIは1897年以来で最悪のスタートとなった。

何人かのアナリストはすでに企業の業績見通しを引き下げており、ドイツ銀行は第4・四半期を下方修正するとともに、2016年については原油価格の下落継続がどの程度業績を押し下げるか分からないとしている。

テクニカル面でも、前週の急落によって、これまでのS&P500の下値支持線の1950が、今や上値抵抗線になっている。次の下値は2014年8月の1870あたりとみられている。

11日のアルコアに続き、大手銀行の決算が発表される。14日にはJPモルガン・チェース(JPM.N)、15日にはシティグループ(C.N)とウェルズ・ファーゴ(WFC.N)の発表が予定されている。大手資産運用会社であるブラックロック(BLK.N)も15日に第4・四半期決算を明らかにする。

結局のところ、年初の急落の原因となった中国に左右される展開は続きそうで、中国に何らかの安定の兆候がみられれば、投資家らは米経済全般の環境に関心を移すことができるだろう。発表される指標では15日の米小売売上高が多少は材料視される可能性がある。

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