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ベネズエラ通貨が非公式レートで60%下落、市民生活を圧迫
2016年11月29日 / 07:51 / 10ヶ月前

ベネズエラ通貨が非公式レートで60%下落、市民生活を圧迫

 11月28日、ベネズエラ通貨ボリバルの対ドル相場は、非公式の民間市場における取引で過去1カ月間に60%も下落し、1ドル=3500ボリバルに迫る水準となった。写真は、「空腹」と書かれた大きなボリバル紙幣を掲げる野党支持者。首都カラカスで1月撮影(2016年 ロイター/Marco Bello)

[カラカス 28日 ロイター] - ベネズエラ通貨ボリバルの対ドル相場は、非公式の民間市場における取引で過去1カ月間に60%も下落し、28日には1ドル=3500ボリバルに迫る水準となった。

ウェブサイト「ダラートゥデイ」によると、28日の相場は3480ボリバルで、前週末は2972ボリバル、1カ月前は1417ボリバルだった。

現在の水準では、最も高額である100ボリバル紙幣でも0.03ドル(訂正)にもならない。このため国民は生活必需品を買う場合でも、リュック一杯の現金を持参しなければならなくなっている。やけくそになってお札をメモ帳などただの紙として使う人も出てきた。

地元メディアによると、強盗でさえ現金を奪っても仕方ないと考え、クレジットカード読み取り機を携帯して被害者に口座へのアクセスを要求する事件が発生している。

マドゥロ政権は、食品や医薬品など重要輸入品の売買には1ドル=10ボリバル、その他の品目には660ボリバルという2本立ての公定レートを採用している。ただ外貨の供給不足は深刻で、多くの国民はずっとドルの価格が高い民間市場を利用せざるを得ない状況だ。

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