天然ガス「ナブッコ・パイプライン」建設、通過5カ国が合意

2009年 07月 14日 04:23 JST
 

 [アンカラ 13日 ロイター] カスピ海周辺国の天然ガスをロシア領土を迂回して欧州に運ぶ「ナブッコ・パイプライン」の建設をめぐり、パイプラインが国内を通過する欧州連合(EU)加盟国とトルコが13日、合意に達した。

 ナブッコ・パイプラインの国内通過について合意文書に調印したのは、トルコ・ブルガリア・ルーマニア・ハンガリー・オーストリアの5カ国。建設費は79億ユーロ(109億9000万ドル)と見込まれている。

 欧州委員会のバローゾ委員長は「このパイプラインは今や不可能ではなく不可避となった」と述べた。

 イランからのガス供給については米国が強固に反対の立場をとっているものの、トルコのエルドアン首相はイランからのガス供給を望む姿勢を示し「状況が許せばナブッコにイランのガスが含まれることを望む」と述べた。

 同パイプラインの実現可能性については、供給・資金面での調整が難航しているとして疑問視する声も上がっている。

 
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