米中、自動車と建物に関するクリーン技術開発協力で合意
[北京 15日 ロイター] 中国と米国は15日、温暖化対策の一環として、エネルギー効率の高い自動車と建物に関する技術の研究で協力することで合意した。
中国を訪問中のチュー・米エネルギー長官は中国側高官との合同記者会見で「米国と中国は、それぞれが単独で行動するよりは、互いに協力した方が、多くのことを成し遂げることができる」と述べた。
米中はまた、石炭を燃焼させることで生じる二酸化炭素の量を減少、または大気中に放出せずに隔離する技術の開発で協力することでも合意。チュー長官はこれらを含めた協力プロジェクトに、米中両国が当初総額1500万ドルを拠出することで合意したことも明らかにした。
米中ともに温暖化ガス排出量が多い石炭燃料への依存度が高く、チュー長官は、今後しばらくは依存度は下がらないとの見方を示した。
チュー長官はロック米商務長官と共に中国を訪問中。両長官は中国系アメリカ人で、オバマ政権発足以来初めてとなる今回の中国訪問では、米中の環境技術での提携が最大の焦点となっている。
中国は温暖化ガス排出量では最近米国を抜いて世界1位となり、米中両国の温暖化ガス排出量は全世界の排出量の約40%に達する。このため、国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)締約国が12月にコペンハーゲンで開く会合で、2012年に期限を迎える「京都議定書」に続く新たな国際的な温暖化ガス削減目標を合意に持ち込むためには、米中の協力が欠かせない。
中国の万鋼・科学技術相は「米中両国は、気候変動とエネルギー不足に対処する意欲を表明した」と述べた。
またチュー長官は、エネルギー効率の高い次世代の自動車やその他の温暖化ガス排出量削減プロジェクトは、米中両国で多くの雇用を作り出すとの期待を示した。 続く...
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