EU首脳会議、リスボン条約批准に向け大きく前進
[ブリュッセル 29日 ロイター] 欧州連合(EU)は2日間の日程で開かれている首脳会議の初日となった29日、EUの新基本条約「リスボン条約」の批准に向けて大きな道を開く合意に達した。
一方、気候変動問題に取り組む対策基金に関しては合意に至らなかったほか、EU大統領の人選についても、ブレア前英首相が選ばれる可能性が後退し不透明な情勢となっている。
EU関係筋によると、EU首脳は29日、リスボン条約の批准をめぐる問題で、チェコのクラウス大統領の要求を受け入れることで合意した。
クラウス大統領は、リスボン条約の人権に関する項目の適用除外が認められれば、批准書の署名に応じるとの姿勢を示している。
EUを代表し交渉にあたっているスウェーデンの外交官は「EU首脳は、チェコの一部適用除外(要求)を受け入れることで合意した。すべての首脳が拍手と歓声で喜んだ」と述べた。
スウェーデンのラインフェルト首相は、記者会見で「批准への道は今開かれた」と語った。
リスボン条約の発効には全加盟国の批准が必要で、チェコを除いてすべての加盟国が批准している。
クラウス大統領の署名を妨げる唯一の障害は現在、上院議員グループが申し立てている違憲審査で、憲法裁判所は来月3日これを却下する見通し。 続く...
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