チェコ大統領がEU新基本条約に署名、12月に発効へ

2009年 11月 4日 05:00 JST
 

 [プラハ 3日 ロイター] チェコのクラウス大統領は3日、欧州連合(EU)の新基本条約「リスボン条約」の批准書に署名した。これにより条約は12月に発効する見通し。

 条約発効が確実となったことで、関心は創設されるEU大統領の人選に移っている。

 チェコ憲法裁判所はこの日、リスボン条約は憲法に違反しないとして同国上院議員グループによる違憲審査請求を退けており、大統領による条約批准書署名に向けた最後の障害が取り除かれていた。

 条約発効にはEU加盟国すべての批准が必要。クラウス大統領は加盟27カ国の首脳で唯一、批准書に署名をしていなかった。

 大統領は「本日午後3時(現地時間)にリスボン条約批准に署名した」と発表。ただ、「憲法裁判所の政治的な意見が示されたが、リスボン条約が発効することでチェコは今後主権国家ではなくなる」と述べた。

 チェコの上院議員グループは、リスボン条約が同国の主権を侵害する恐れがあると主張していた。

 
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