イタリア警察、ビデオに映った殺人事件の容疑者を逮捕

2009年 11月 20日 12:32 JST
 

 [ナポリ(イタリア) 19日 ロイター] イタリアの警察当局は19日、今年5月にナポリで発生した殺人事件の容疑者を逮捕した。警察当局は先月、目撃者の協力を呼びかけるため、マフィアのメンバーとみられる男による殺人の映像を公開していた。

 その映像公開が奏功し、目撃者の協力を得た警察は、Costanzo Apice容疑者(27)を逮捕した。

 同事件は白昼に発生。ビデオには被害者のマリアーノ・バシオ・タランチーノ(53)さんが野球帽をかぶった男に撃たれて殺害される様子が映っている。被害者にはマフィアの犯罪歴があった。

 映像で見る限り、現場に居合わせた人々に動揺した様子は見えず、女性は目の前で殺人が起こったにもかかわらず、宝くじのカードを削り、幼児を抱えた男性は被害者を見たものの、歩き去った。マフィアの報復を恐れて無関心を装っていたとも考えられる。

 マフィア組織「カモラ」が拠点としているイタリア第三の都市ナポリでは、こうした暴力事件は頻繁に発生しており、住民がさほど驚かなくなっているという側面もあるという。

 
 
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