情報BOX:米医療保険改革法案、上院と下院の主な相違点
[21日 ロイター] 米上院本会議が今週、オバマ政権の最重要課題である医療保険改革法案を可決した場合、下院を先月通過した法案と一本化したうえで、上下両院本会議で承認される必要がある。ただ、両院の法案には、さまざまな相違点があり、交渉は難航が予想される。
主な相違点は以下の通り。
<公的保険>
下院法案には公的保険の新設が盛り込まれており、公の保険取引所(国民が保険プランを比較・検討、購入できる場所)では、民間の保険商品と競合することになる。一方で、上院の法案では、民主党の穏健派議員の同意を取り付けるため、公的保険の新設は盛り込まれていない。
下院のリベラル派は、一本化後の法案にも公的保険を盛り込みたい考えだが、上院では、民主党のネルソン議員や独立系のリーバーマン議員らの穏健派が、法案に公的保険が入った場合には反対すると表明している。
<中絶>
上院と下院の案にはともに、政府の補助金が妊娠中絶の費用に回ることを防ぐための仕組みが盛り込まれている。しかし下院法案のほうが、規制がより厳しい。下院では、この中絶に関する条項が盛り込まれたことを受けてはじめて賛成に回った議員も多く、法案の一本化作業でこの部分に変更が加えられれば、最終的な可決が危うくなる可能性がある。
<財源> 続く...













