メキシコ軍が麻薬組織幹部を殺害、最重要指名手配犯の1人

2010年 07月 30日 13:49 JST
 
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 [グアダラハラ(メキシコ) 29日 ロイター] メキシコ軍は29日、麻薬密輸組織「シナロア」の幹部であるイグナチオ・コロネル容疑者(56)を、同国西部のグアダラハラで殺害したと発表した。

 「キング・オブ・アイス」という異名を持つコロネル容疑者は、メキシコの最重要指名手配犯の1人で、シナロアを率いるホアキン・ガズマン容疑者の右腕とされていた。

 軍当局者によると、グアダラハラの高級住宅街で行った奇襲作戦で銃撃戦となり、その結果コロネル容疑者を射殺したという。

 同容疑者は、1990年代初めから米国や欧州に大量の麻薬を密輸した罪でテキサス州の裁判所から有罪判決を受け、米国側が逮捕につながる情報に最大500万ドルの懸賞金を掛けていた。

 今回のケースは、麻薬組織との戦いを掲げるカルデロン大統領にとって大きな勝利と言えるが、専門家は「密輸市場に与える影響は一時的なもの」と述べ、組織はすぐに体制を建て直すとの見方を示している。

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 7月29日、メキシコ軍は、麻薬密輸組織「シナロア」の幹部イグナチオ・コロネル容疑者を殺害。軍が会見で公開した同容疑者の写真(2010年 ロイター/Eliana Aponte)