2010年観光業歳入7―9%減の見通し=ギリシャ観光省副長官
[アテネ 30日 ロイター] ギリシャのニキティアディス文化・観光省副長官は、ストライキや緊縮財政措置に反対する抗議運動で、同国の主力産業である観光業が一段と低迷していると指摘した。
観光業の回復が債務危機からの脱却を支援するとの期待は弱まった。
副長官はロイターに対し、ギリシャ経済の最大の収入源である観光業からの歳入は、世界的な金融危機の影響で2009年に10%減となっていたが、10年も7―9%減少すると予想されると述べた。
ギリシャの国内総生産(GDP)は2400億ユーロ。観光業はこのうち約20%を占める。失業率の上昇により、ギリシャは2010年は4%のマイナス成長に陥るとみられている。
政府の緊縮財政措置に対する度重なるストライキや抗議運動が発生していることで、ギリシャへの観光客は減少傾向にある。5月にアテネで行われた大規模な抗議デモで3人が死亡して以来、主にドイツや英国の観光客を中心にギリシャへの渡航キャンセルが相次いでいる。
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