ポルトガルの6カ月・12カ月TB入札に強い需要
[リスボン 1日 ロイター] ポルトガルが1日実施した6カ月・12カ月物短期証券(Tビル)入札は、強い需要がみられ、当初の想定を上回る総額10億1200万ユーロを調達した。一方、アイルランドの債務問題をめぐる市場の懸念を背景に、利回りは小幅上昇した。
調達予定額は6カ月物、12カ月物ともにそれぞれ5億ユーロだった。
6カ月物の応札倍率は8月4日の前回入札と同じ2.4倍。平均落札利回りは2.045%と前回の1.960%から上昇した。
12カ月物の応札倍率は2.1倍。8月18日の前回入札時は1.8倍だった。平均落札利回りは2.756%と前回の2.727%から上昇した。
クレディ・アグリコル(ロンドン)のストラテジスト、オーランド・グリーン氏は「利回りは前回入札から上昇したが、市場のスプレッド拡大を踏まえると概して非常に安定している」とし、「12カ月物の応札倍率は若干高まり、6カ月物には底堅く安定した需要がみられた」と述べた。
BPIのエコノミスト、ジョアン・ソザ氏は、利回りが前回入札を上回ったことについて「スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)によるアイルランド格下げがもたらした不安定さ」を理由に挙げた。
「需要は引き続き強く、これは投資家が依然(ポルトガル国債に)投資妙味を見い出していることを示している」と述べた。
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