ロシア首相、穀物輸出規制を延長する可能性を示唆

2010年 09月 3日 10:52 JST
 
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[モスクワ/サラトフ(ロシア) 2日 ロイター] ロシアのプーチン首相は2日、穀物輸出規制を2011年後半まで延長する可能性を示唆した。

 首相は閣議で「輸出規制の解除は、来年分が収穫された時点ではじめて検討される」と述べた。来年分は2011年11月までに収穫されることから、実際にそうなれば輸出規制の解除はかなり先になるとみられている。

 ロシアは記録的な干ばつによる被害を受けて、今年の穀物収穫量が、昨年の9700万トンの約3分の2となる6000万─6500万トンに減少すると見込まれており、ロシア政府は当初、8月15日から12月31日まで穀物輸出を規制する方針を示していた。

 一方で、メドベージェフ大統領は前月、収穫量次第では輸出規制が前倒しで解除される可能性もあるとの考えを示しており、当局が示す方針も錯そうしている。そのため首相の発言は、アナリストの間で2011年ではなく2010年の収穫分の誤りではなかったのかとの憶測も出たが、首相報道官はロイターに対し、プーチン首相の発言内容を確認した。 

 ロシア当局指導部は、2012年の大統領選を控え、小麦やそば粉、肉類など一般食料品の価格上昇が政治基盤の弱体化につながる恐れがあると懸念している。

 メドベージェフ大統領は閣僚および地方当局者との会合で、投機筋が食料価格の上昇を引き起こしていると指摘。投機筋に対する規制を強化し、食料価格の安定に尽力する考えを主張した。

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 9月2日、ロシアのプーチン首相は、穀物輸出規制を2011年後半まで延長する可能性を示唆した。代表撮影(2010年 ロイター)