いま辞任すればエジプトは大混乱に陥る=ムバラク大統領
[ワシントン 3日 ロイター] エジプトのムバラク大統領は3日、いま辞任すればエジプトは大混乱に陥り、イスラム原理主義組織、ムスリム同胞団が主導権を握るだろう、と述べた。
ムバラク大統領は大統領府で米ABCテレビのクリスティアン・アマンプール氏のインタビューに応じ「うんざりしている。62年間公職を務め、もう十分だ。辞任したい」と述べた。その上で「きょう辞任すれば、エジプトは大混乱に陥る」と語った。
首都カイロ中心部のタハリール広場一帯で2日に発生した反ムバラク派と親ムバラク派の衝突については、政府には責任はないとし、イスラム原理主義組織のムスリム同胞団が関与していると非難。「2日の出来事は非常に残念だ。エジプト国民同士が戦う姿を見たくはない」と述べた。
大統領の退陣を求める声があがっていることについて「国民に何と言われようとかまわない。今私にとって大切なのは、私の国エジプトだ」と語った。
さらに、再選を目指すつもりはないと表明したことで安どしたとし、子息のガマル氏を同氏の後に大統領に就任させるつもりも一切なかった、と述べた。
またオバマ米大統領に対して「エジプトの文化や、私が辞任したらエジプトがどうなるかを理解していない」と伝えたことを明らかにした。
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